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カストゥールの告白

男がズボンを脱ぎフブキのネグリジェの胸元を触ろうとした時だった……ズガン! 突然部屋のドアが蹴破られた……「な……なんだあ……てえめーわ」「お楽しみ中……失礼だったなあ。ダンゲラ」「オメーはフィオナ! どうしてここが わかった……」「お前達の事調べてさせてもらった……」「なにおー」ダンゲラという男が刃物を持ちフィオナに襲いかかる! フィオナは刃物を 素早く よけると バキィ! ダンゲラの顔に強烈な拳の一撃を おみまいした 「ぐわ」ダンゲラは 勢いよく巨体を揺らしながら倒れた……「ダンゲラ……お前の親分は誰だ……」フィオナは鋭い剣をダンゲラの鼻先に 突きつけた「嫌だ殺さないでくれ……カストゥールだ! カストゥールがこの国の奴隷市場を牛耳ってる……俺はカストゥールの命令に従っただけだ……同じ剣闘士仲間だろう・許しくれ……殺さないでくれ……」「やはり……カストゥールか……消えろ……目障りだ……ダンゲラ・お前を殺してやりたいが……お前の血であたしの剣が汚れるのは気に食わない」「ひええー」ダンゲラは逃げ出した……この・流血騒ぎにも かかわらずフブキは まだ眠っている! 「おいお前幸せな奴だなあ起きろ!」フィオナがフブキに平手打ちをした……フブキが やっと目を覚まし……「ふえ……お主……誰でごじゃるか?」フブキは寝ぼけ まなこ で言った……「お前・眠り薬を盛られたようだな……」フィオナがため息混じりに言う……その頃カストゥール邸では……「カストゥール! それどーゆーコト?」「だから……アステル……彼女……フブキは自分の故郷に帰っていったんだ……これからの お前たちの旅は かなりの危険が ともなう 白い虚無の行方なんて探すのは やめるんだ 俺はもう お前達に協力できない・俺は この頃体調が悪い……すべての事業から手を ひき隠居する つもりだ……」アステルが肩を落とした……「でも世界が……危機が迫っているの……白い大きなナイフみたいな物がこの世界を突き刺そうとしているの……私には わかるの……スバルが いた世界シャイアもよ……」「世界なんて・お前が救える訳無いだろう? ・お前ももう自分の家に帰るんだ……」「カストゥール どうして……どうして急に変わったの? 手のひら返したみたいに……」「グググ……アステル……はあ……俺は……おお俺は……体の具合が……ワル……い……俺……が俺が……俺じゃなくなる前に逃げろ」カストゥールの様子が おかしい……顔は苦悶の表情……そして脂汗をダラダラ たらしている……そして僕らは自分たちの目を疑った


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