表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
161/274

武器庫

朝が訪れた。仲間達は、セシエルの突然の登場、ゼニアスの行方・・白き自由の翼・・白い虚無が関わっていると言う謎めいた宗教団体・・。に、ホロ酔い気分が覚め、思わず心が凍りつくが、眠気が急に襲い‥今日はとりあえず眠ることにした。


  

  そして、8時間ほど時間が経ち・・皆が目覚めると、もう昼過ぎになっていた。軽い昼食を取り、アステルの邸宅のにある武器庫に、皆は今度の戦いに備えて(戦う事になるだろう。・・戦いたくなくても!)武器や防具を選んでいた。




  フィオナが金色の飾りが付いた剣を手に取っていた。すでに薄いピンク色の頑丈そうな鎧に身を包んでいる。     


             



                挿絵(By みてみん)

         

        


   

               「あたしはこれがいいわ。ふふふ」

  



 その横では、セレーネが、露出が多い白いローブを手に取った。白いローブは、ところどころに金色の刺繍が施されており美しい品だ。



  しかし、・・・「でも、これ胸がきつそうね。・・アステル・・もしや・・あんたが着てたの?・・」



   

     セレーネがアステルの胸を見てニヤリと微笑んだ。  




「ちっ違うわよ・・失礼ね!あんたこそ、そんな細身のローブ・・ はたして・・入るのかしら。」

  


     アステルが・・思わず胸を隠しながら言った。 





      

    


   フウマが、三叉槍を構えた。すると「キューキュー(かっこいい)」ハイランスが焔を吹き出しながら鳴いた。ハイランスはフウマによく懐いている聖なる竜だ。    







               挿絵(By みてみん)




「ハイランス、こんな所で焔を出しちゃ駄目ござる。・・危ないでござる」 




   フウマがハイランスをたしなめた。ハイランスが反省したフリをし、「キュッ」と下を向いた。





     「セシエル様・・どうですか」  




    「うんうん、似合うわよん。素敵よん。・・リカードんちゃん」




   銀色の鎧に身を包み、長剣をかまえたリカードがセシエルに聞いた。それにニコリとセシエルが微笑みを浮かべ答えた。 





   ツキハと昴が何か話合いをしている。   


      

       

       

  「やはり。防具も武器も機能性が大事だが、デザインも大切だな。俺はそう思うよ。」





   「そうですよね。ツキハさん。でも・・やっぱり使えるかどうかも大事だと思います。」   



   

     皆は戦いの準備していた。・・白い虚無を今度こそ追い詰めるために。         

 

読んでいただきありがとうございます。・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ