謎の赤ん坊
再び時の神殿のダンジョン。ゼニアスが大切そうに、赤ちゃんをあやしながら・・一行は地下都市のアースガルドを目指していた。
赤ちゃんは、全然泣かった。それに全然動かず、コンコンと眠り続けている。
それによく見ると赤ちゃんと言うよりは・・・ 小さな人間のようにも見える。 フウマは 何故か不思議に思った。
「ゼニアス殿、その赤ん坊は・・。」
「 僕とアイリスハート先生の赤ちゃんだです なんてね。」
「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええ。」
「そうじゃわしらは愛し合っているのじゃあ。ねー ゼニアス」
「そうだです。アイリスハート先生。・・・・( 二人の )愛の結晶だです。」
アイリスハート先生が、いたずらぽくっ微笑んだ
その時だ。・・赤ちゃんが瞳を開いた。清らかなスミレ色の瞳 汚れなき、つぶらな瞳 人類の英知と祝福を受けたかのように美しかった。
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