表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/274

怒り

 なんとかレナをアラクネーから戻し、仲間達が再び揃うと、少しだけ はりつめた空気が穏やかになった。


  皆が雑談を始めると・・一人だけ話の輪の中に入らない男がいた。デトレフだ。





デトレフは、レナの側に寄ると、レナの体を ゆさぶった。



 そして粗粗しい声で怒鳴った。




「おい・・お前・・フブキとランスロッテをどこへ隠した!言えよ・・言うんだ・・お前が・・二人を」







   「私・・・私は・・・・」




デトレフに起こされ・・すごい剣幕で怒鳴られ・・恐怖で、レナは言葉を失い・・目を見開いた。






  デトレフの行動が更にエスカレート




 挿絵(By みてみん)





   レナの手を握り締め、すごい剣幕で睨みつけた。


これは、まずい。デトレフはレナを、殴りかねない。・・・・




   仲間達が、デトレフを止めようとした時だった。





「やめなんさいん」





ダンジョンの中を、澄んだ女の声が響いた。




 挿絵(By みてみん)




セシエルだ。




   「そのん子んにんだってん、理由んがあるんはずよん。女のん子んに暴力ンはだめん」




 「うるさい!あんたのその話かた・・耳障りだ」

                                                



「デトレフ・・セシエル様に失礼だぞ。この お方は。・・・・」 





「リカードンちゃん」

        



  セシエルがリカードの背に隠れた。

読んでいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ