謎・・でも
「ねえ、起きて。あなた達・・寝てる場合じゃないないわ。二人がさらわれた
ロッテとフブキが!」
アステルが、まだ寝ているリカードとツキハとフウマを起こした。
一番最初に起きたのは、フウマだった。
「なにい!アステル殿・・フブキとロッテ殿が!さらわれた?それはどーゆー事でござるか」
「朝、起きたら二人がべッドにいないのよ!窓ガラスが割られてて・・」
アステルが、まくしたてるように言った。
「それは、大変だ・・二人は、いったい誰に連れ去られたんだ」
リカードが目を丸くした。
「あいつじゃないのか‥あの女狐。いや白き魔女」
ツキハが鋭く言う。
「アステル、君の千里眼で二人を見つけられないか。」
「スバル、ここは雪深きヒンディールよ。吹雪が邪魔して見えないわ。きっと、二人の体内にあるアルフィンの石よ。狙いは。私たちを知る者の仕業ね。」
「ああ‥どうすればいいんだ。‥僕たちは」
デトレフが絶望的に、うめいた。
「そうだ!あの方に・・聞いてみよう。あの方ならいいアドバイスをくださるかも」
リカードが何かを思い出したように言った。
お久しぶりにん、あの女が登場。
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