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砂漠の街をゆく そして再会

 僕達は砂漠の国ラシークに着いた ラシークは砂漠の中にある小さな国だ……ラシークの首都アレイクにアステルの仲間が住んでいるという……何かしら僕達の力になってくれるはずだ ラシークの最南端にあるクレトの村で 一休みをして 僕たちは首都アレイクを目指した……空路ではなく陸路で向かう事になった……アステルがミロクに変身して僕達を乗せてアレイクへ ひとっ飛び だが それは危険過ぎた 巨大な金色の獣が空を長く飛んでいたら いや でも目立つ ラシークの国は大騒ぎになるだろう…… 怪物が国を滅ぼしにきたと思うかもしれない ラクダを村で3頭買い アレイクを目指した……行く先々の村や町で 怪しまれないよう現地の人達と同じ様な服 僕は白い長衣に白いターバン女の子二人は黒い異国風のベールをかぶった そして やっと 首都アレイクに到着した アレイクは喧騒と妖しさに満ちた巨大な都市だ・怪しげな何語で 書かれているか わからない 看板が立ち並んでいる 白い建物が沢山そびえ立ち 様々な肌の色の人々が行き交う・素朴な村や街を旅してきた僕らは その 煌びやかな雰囲気に のまれ浮かれていた……「私も子供の頃お父さんとお母さんに連れられて アレイクに来たことあるけれど あんまり変わんないね」アステルが言った 「本当の お父さんと お母さんじゃないけど 良くしてくれたわ」アステルの家に 飾ってあった写真を僕は思い出した その時 フブキが突然大声を出した「ねえ アステル スバル あそこに 素敵なお店があるよー」けばけばしい外観の いかにも怪しげな店だ 店の中央には ショーウインドウがあり フリフリのゴスロリ風の洋服が 誇らしげに飾ってあった……どうやら服屋らしい 「ふーん 面白そうじゃん ちょっと見てこうか」 アステルが あのフリフリの洋服に興味を持ったのも以外だっが……フブキが 僕の名前……最初は小僧だった……を呼んだのも意外だった……三人で店内に入ると 人の良さそうな髭の中年の店主が 手を揉みながら僕に 話しかけてきた 「何をお探しで……旦那様 この 美少女達二人は妻と愛人でゲスか ぐへへへ……」「はあ? 旦那って……僕は…… 変なこと言うなよ」僕が 頬を赤くしていると 女の子達は そんな事無視して 洋服 フリフリの服を とっ替えひっ替え試着し始め もちろん 試着室の中でだが お気に入りの一枚が それぞれ見つかると 挿絵(By みてみん)

 二人とも僕の前でポーズを決める……「……うん に・似合うよ その……可愛いよ」僕が 褒めると 二人は クスクス笑い……あれえ・この二人 ライバル同士じゃなかったか? ……確かフブキはアステルの命を狙ってて……二人の仲良さそうな様子に女の友情てっ色々な形があるんだ・そう思った……僕達は その服を買い店を出て 二人 アステルとフブキは フリフリの露出度が高いゴスロリ風の服でサッソウと街をカッポし始めた スタイル抜群 長い手足を惜しみなく出し……危険に怪しく盛りあがった胸 ヘソ出ししてもサマになる細いウエスト アレイクの男たちは この異国人の美少女達に舐めるような視線を投げかけた……「よお・お姉ちゃん達 俺たちと遊ばない?」ガラの悪い男たちが5人 取り囲む様に僕たちに近づいてきた……男の一人がアステルの細い腰に強引に 手を回した……「ちょ……と・何すんのよ」「やめろ」僕がその手を遮ろうとした……「お前は だまってろ……小僧」僕は男に突き飛ばされ かっこ悪くよろけ……しりもちをついた……その時だ……「その娘嫌がってるだろう……放してやれ……」低く渋い声が……あたりに響いた……その瞬間「あっあんたはっ」「逃げろ」突然ガラの悪い男達は けっそうを変えて逃げ出した 僕はその声の主を見た 浅黒い顔に口ひげを生やし 掘りの深い端正な顔をした人物が立っていた……すごい イケメンだった…… ターバンに白いマント 髪の色はブロンドで・深い青い瞳していた・20代後半くらいだろうか……僕がお礼を言おうとしたその時……誰かが強引に僕を押しのけた……「カストゥール こんなところで会えるなんて」アステルだった……そして 熱烈に……カストゥールに抱きついたではないか……なんで……どーして……こーなるんだ……

読んでいただきありがとうございます

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