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108話「狂気の特殊部隊」


「あ、アナタたち……はッ……」

(アサルトライフル、耐毒軍服とガスマスク。やっぱり、翼さんの部隊かも)


「……井竜隊長。コイツを拘束しやすか? 」

「…やれ」

「イエッサー。あのロリ巫女と、同じ目に遭わせてやりまっせ」


 兵士の一人が翼の指示に頷き『金属製の手錠』を取り出す。

 さらに華白の両腕を背中へ回せてから、その手錠で彼女を拘束する。


「じ、神社で拘束プレイなんて。罰当たりかも」

(ヤバぁ~。ビクともしない。すっごく頑丈な手錠だ)


 対する翼は、アサルトライフルの銃底で華白の背中を押し、圧をかけてくる。


「その手錠はチタン製だ。観念して、歩きな……」

「なんでぇ? どうしてぇ? テロリストごっこなんかぁ……」

「あ! る! け! …と、言ったはずだ! 」


 ーードゴォ!ーー

 翼は猛獣のように声を荒げ、銃底で華白の背中を殴りつけた。


「あッ! うぅ……」

「化物でも命が惜しいだろ? 地獄に堕ちたくないなら、オレの部下に続け」


(わたしを『どこかに連行する』つもり?! で、でも~今は、噛みつかない方がいい、かも)


 華白は殴られた痛みに口を歪めながら、言われた通り兵士たちに同行することにした。


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