しろくろちゃっちゃ。
あるところに さんびきのねこたちがくらしてました。
ねこのなまえは しろまる
くろまる ちゃちゃまる。
しろまるは かっぱつでおちょうしもの。
くろまるは おとなしくてしっかりもの。
ちゃちゃまるは マイペースでいつもぼーっとしている。
さんびきはいつもなかよしで
なかよくじゃれていました。
おや きょうもさんびきでおにわをさんぽしてます。
「わぁー、おおきないけだぞ」
と しろまる。
「こらこら、あまりはしゃぐとおちますよ」
と くろまる。
ちゃちゃまるはぼーっとちょうをみています。
「だいじょうぶだって。にんげんもはいってあそんでたぜ」
しろまるがいこうとするのを
くろまるがひっしにとめます。
「だめです!あぶないでしょ」
「だいじょうぶ、とにかくむこうまでジャーンプ!」
しろまるは いきおいよくとびだしました。
しかし きょりがたらずいけにおちてしまいました。
ボチャンッ
「わぁぁぁー、いがいとふかかった!たすけてー!」
「どうしましょう、ちゃちゃまるもなにかかんがえなさい!」
すると ちゃちゃまるはトコトコと
にわの はしにいきました。
そしてパクッとちょっとふといきのぼうをくわえて
もってきました。
「そうか、これならとどきますね」
にひきは しろまるのところまで
ぼうをもっていき なんとかたすけました。
「ふー、ひどいめにあったぜ。ありがとな」
「ちゃちゃまるのおかげですよ」
にひきがちゃちゃまるをみると
またちょうをおいかけてました。
「いったいなにをかんがえてるのかわからないな」
「そうですね・・・」
きょうもさんびきはなかよくあそびました。