プロローグ
プロローグ
「第99回全国高等学校野球選手権大会茨城県予選。この試合も大詰めです。ツーアウトランナー二塁、カウントは2-2。次の一球で決めることができるか?」
「、、打て!」
「、、頼むぞ!」
大丈夫。周りの声もよく聞こえてる。2塁ランナーはチーム1の俊足だ。ヒットさえ打てば必ず帰ってくる。
次は今までの配球からすれば次の球は、、、
「ピッチャー投球モーションに入ります。第5球を投げた!」
・ ・ ・
桜が満開に咲き、天気は晴れ。まだ一般生徒は春休みだが、俺の高校生活は一足早く始まる。俺の名前は、塚谷大樹。中学では4番でポジションはサードだ。自分で言うのは恥ずかしいが、地区ではそこそこ名が知れたプレイヤーだったと思う。たぶん、、。そんな俺は今年から名門と呼ばれていた茨城県立鳥手第一高校に入学する。この学校は昔、夏の甲子園には3回、春の選抜には1回、国体には2回出場したことのある名門だった。だがそれは昔の話。最近は、部員数も減り、大会ではいつも一回戦負け。よくても二回戦どまりの学校だった。だが、一昨年に監督が代わりそこから部員を集め名門復活を掲げて練習している。俺も推薦をもらいここの高校入学した。今俺は一年生からレギュラーを取ってやるぞという気持ちと、自分の力がどこまで通用するのかという不安が半分ぐらいの気持ちで校門の前で立っていた。これからの高校生活はどんなことが起こるだろうか。
「よし。」
自分にもう一度気合を入れて集合場所に向かう。




