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日常  作者: 狛犬
2/2

おてて



ついにこの日がやってきた

私は連休の為に仕事を無我夢中で終わらせていたのである


今日は家から絶対出ないぞ

そう心に誓い事前に買い物を全て済ませて準備万端


夕方甥っ子が一人で遊びに来た

正直今日は一人で居たかったのだが

六歳の子どもを追い返すことは出来ない為しぶしぶ受け入れた


テレビゲームをしたりして時間を潰し

トイレに行きたくなり立つと

おてて繋いどこうかと可愛らしいことを言ってくれた


ありがとうでも大丈夫だよ

私は手早くトイレを済ませ戻ると甥っ子が見当たらない


あれ?音がしなかったから

移動してないと思ったのにな

とりあえず探すか

まさかかくれんぼ?

あーもぅめんどくさいな

ゆっくりする予定が台無しだ


しかし家中探しても彼はいない

まさかと思い寝室の鍵を開け探してみることにした

クローゼットの近くまで来たとたん

私の世界は反転した


最後に見たのは足首をつかみ私を上下反転させている大きな手だった


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