0ポイントの脅威と戦う人へのエールと、最近の日間ランクの不思議
この手のエッセイは書いたことがないので、かなり緊張しております。
と言うか、これははたしてエッセイなんだろうか?
最近=2018年8月現在。
2018年8月19日。「数字は寝て待て」から「最近のランキングの話」の間に文章追加。
2018年8月20日。上記箇所の改行タグ解説に、リンクタグ解説を追記。
皆さんは、0と言う数字を見てなにを感じるでしょうか?
特にこの小説家になろうと言うサイトにおいて、この数字は恐怖の象徴である、と言うことをつい2018年8月9日辺りに知ることになりました。
きっかけは、お気に入りさんの一人が、めでたくポイントがゼロ三つを超えていたと言うかっぽーを見てでした。
なにをとち狂ったのか。俺は投稿して間もなかった自分の作品と、そのお気に入りさんのゼロ三つポイント作品のポイント数を比べてしまい0であることにへこみました。
なぜそんな奢りがあったのか、今となってはわかりません。そんな経緯がありまして。
その作品は0の状態が少しの間続きました。その状況を見た俺には。
どうしよう、このまま0から増えなかったら
って言う謎の恐怖が。感覚的な物だったので、理由はまったくわかりません。
結果的に、ありがたくも0固定にはならなかったものの、そうか これが0の恐怖か、と理解に至ることになりました。
たしかに、0ポイントが続いたらあの不安がずっとついて回るんだと思うと、Jホラー的なしみ込んで来る恐ろしさがあるなと感じまして。
ポイントって言う一項目だけでも、あの謎の恐怖なんだから、PVまで0だった日には……。
なるほど、あの恐怖 不安は、特に書き始めたばっかりの人なら、筆を折ったりエタりたくなるのはわかりますね。
なろう一年ちょいにして、ようやくその恐怖 不安が理解できました。
数の増加=読まれてるって言う安心と、自分の作品への自信を確定したい。そういうことなんだろうな、0の脅威に怯えるってのは。
と0が恐ろしかった俺は思いました。
だからと言って、複数アカウントによる自演をしたり、他者の感想欄やレビューで自分作品のCMをするなんて言う不正行為をしちゃいけないと思います。
知名度を上げるつもりがアカウントを消されたとあっては、目も当てられませんからね。
この0ポイントに対する謎の恐怖。これは一作なろうホラーとして書けるんじゃないだろうか、Jホラー風に。などと思ったりしました。
まあホラーは怖くて見られないので、書けるかはわからないんですけどね ほんとのところ。
俺は思うんですよ。
数日0が続いたからと作品を削除したり、退会してしまったり。それは急ぎすぎなんじゃないかなと。
PV0が一週間とか、そんなのはザラでしたし、今でも物によってはあったりします。完結作品や短編は日が経てば、いやでもアクセス数は減りますし、さもありなんですよ。
毎日毎日山のように投稿 更新されるなろう作品たちです。
気付かれずにPVが延びないだけの作品
はきっといっぱいあります。あなたの0%0%0%な作品も、そんな中の一つなんじゃないでしょうか?
きっとそのうち、誰かがこの作品に気付いてくれるさ
こう考えれば、必要以上に数字を気にすることもないんじゃないでしょうか?
俺は、気が付けばPVやポイントをいただけるようになってました。なにが理由なのか。
交流の賜物なのか、投稿時間や一日複数投稿する際の時間差投稿など、目に留まるように工夫を多少したからなのか。
なろうでの作品の立ち位置が辺境の海底な自覚がある俺でも、上記ちょっとした情報収集で、自分の色のまま書いて行っても、0の地獄からは脱することができました。
自分の色の一例としてタイトルの長さがあります。俺はお気に入りさん小説の、新着or更新通知でタイトルが略されるのがいやなので、
タイトルの長さを 略されない文字数の最大、35(指折り数えた)までで縛ってるんですよ。流行り続けるなろう系タイトルは、概ねその縛りにひっかかるんです。
たとえば「三度目の人生は最強無敵のチート勇者、「てめえら全員フルボッコだオラー!」 ~ 異世界転生してみたら魔王でしたが身体がひ弱すぎて即刻死に直しました ~」みたいなタイトルはつけらんないんですよ。
ほんと、なんでこうやって てきとうに書いた時には出て来るのに、小説のタイトルとしては絶対に出てこないんだろう この手の奴。
ちなみに次話投稿画面で文字数チェック(パート毎の文字数チェックに使っている)したら、このてきとうタイトルは、なんと71文字もありましたw
閑話休題、0の恐怖に怯える皆様。こう考えると気持ちが楽になると思いますよ。
数字は寝て待て
ただ、寝ずに数字を待ちたい方は多いと思います。ので、ポイントよりはPVの方ではありますが、
増え易いかもしれないと言う方法を、箇条書きでいくつか出してみます。
PVが増える=存在に気付いてもらえた、と言うことになるので、0ポイント0PVの方はまずPVかと思いまして。
一つ。シリーズ管理を利用する。
作品が10を超えると、作品一覧と言うリンクがマイページに出てきます。十作目以降はこちらに隠されてしまいますので、作者ページにアクセスしただけでは、前に描いた作品は存在を確認できません。
そこで投稿済み作品一覧機能の「シリーズ管理」を使って、カテゴリ別でまとめてしまうんですね。こうすると、作者ページの作品リンクより上に、シリーズ一覧としてまとめたページへのリンクが現れます。
で、なにが違うのかと言うと。
作品一覧→一覧の2ページ目→隠れてる作品
とクリックすることになる、そのまま置いておく場合より、
シリーズ→隠れてる作品
とクリックの数が減ることで、読者さんの労力が減ります。その分、存在に気付かれ易くなるんじゃないかと思います。
ちなみに俺は、
お題物への回答、長編、短編、掌編、連載中作品
と全作品をカテゴリ別にシリーズとして納めてます。
一つ。ランキングタグ設定を利用する。
これもまた複数の作品を書いている場合に使える方法の一つです。
ランキングタグ設定には、コメントを書き入れたりリンクを張ったりすることができます。
そこで関連作品や、過去作なら最新作へのリンクをコメントといっしょに張っておくなどすると、自分他作の存在に気付いてもらい易くなるかと思います。
PV推移がこの関連作品リンク作戦を実行した時、関連作品も含めてPVが少し増えた、と推測できる動きを見せてましたので、効果はあると思います。
ただこれをする際、改行したい部分には「<br>(半角)」を文末ないし文頭に入力するのをお忘れなく。
上の文字を入力し忘れると、全部が一行に繋がってしまいますので。
書き込む時は好きに書いてかまいませんが、「<br>(半角)」は入れてください。
そして重要度が高いリンクのタグ。これは<a href=””></a>(スペースも半角)と書きまして、「””」の中に張りたいページのアドレスを、「>」と「</a>」の間に好きな文字列を書くことでリンクが張れます。
一つ。初投稿作品が長編の方は、なにはなくとも完結させる。
完結ブースト、聞いたことはないでしょうか?
長編が完結することで、普段よりも多いPVやポイントが入ると言う特有の現象です。
これがあるのとないのとでは、いざ0が現れた時の対応に変化が現れると思います。0ポイントの脅威に気付くのが遅かった俺では、確実に0に落ち着いて対処できるとは言い切れませんが。
ただ、完結は自信に繋がる、なんて言葉を聞いたことがありますので、初めてが長編の皆さんはまず完結を目指してください。
数字に一喜一憂し難くなるんじゃないかなと思いますよ。
ここからは、最近の日間ランキングの不思議の方の話になります。
以下は、ひたすら思ったことを書いてるだけになります。
最近、日間ランキングでよくみかける作品の傾向があります。それは。
ジャンルを関係ない物に変えてそこで日間トップやトップ勢に名前を載せる。
これ、方法としては一つのやり方ですが、アンフェアだなぁと、見てて苦い顔になります。
これじゃなんのために、作品毎にジャンルって言う線引きがあるのかわかりません。まるで、言い方は悪いですが敗者復活のための活力剤みたいな扱いじゃないですか、その移ったジャンルが。
純粋にそのジャンルで書いた人を横合いから全力でぶん殴って順位を奪ってるような、限りなくアウトに近いセーフに思えてしかたないんですよね、このやり方。
そこまでしてポイントがほしいのか、そうまでしてランキングトップに行きたいのか、とひくレベルです。必死すぎて恐ろしさすら感じてます。
数字と「読まれたい」のせめぎ合い、数字がメインで読まれたいが後からついて来てる感じがして、なんとも悲しいです。
次に。作品傾向ではなくてタイトル傾向を見てて感じてることをひとことで表してみます。
オリジナリティは死ね
日間に三桁ポイントをもらってるような作品のタイトルに、オリジナリティをまったく感じられないのでこう思いました。
ジャンルによってはランキングが、どこまで行ってもなっがーいタイトルって言うとこもあるぐらいです。ランキング見てると、代り映えしなくてうんざりして来ます。
読まれる読まれないは、どこに行っても結局は運、経験則ですけど。
だからこそ、そのヒット確率を上げるためのタイトルとタグの没個性化なんだろうけど、
逆にそれでジャンル変えして目立とうとするって言う裏技が横行するようになったんでしょうね。
本末転倒と言うか、いたちごっこと言うか……。
はたして読者も作者もそれでいいんだろうか?
作者は安易にポイントを得るためだけの看板作りに終始し続けてしまい、読者は中身を気にせずテンプレでさえあればフルチャージ(個人的に、ポイント5 5を入れた上でブクマすることをこう呼んでいます)。
そんなことになってしまってる印象なので、タイトルから自分の色で作品を描くべし と物語書きのノウハウを知った自分としては、恐ろしいんですよね。
そしてそんな、ある種雑な玉石混交が、なろうは駄作の巣窟で作者も読者もレベルが低いって言われるんじゃないだろうか、と思ってたりします。
閑話休題。
現在の、見た目に粗製乱造感が凄まじいなろう日ランクの状況。俺はその、
愛と自信とやる気の見えないタイトル&タグ
では、読書意欲がまるっきり沸きません。面白そうに見えないんですよね。クリックしたくならないんです。
タイトル枠100文字全部使い切ってやるぜ、みたいな、どこかズレたタイトル。
そう言う看板が人気になることが、なろう式物語の安心保障、ってことなんでしょうかね?
なろうに置いての期待感が、安定安心の中にあるひねりと言う誤差レベルの要素だと聞きました。
ゆえに、タイトルはその安定安心を示す物であればいい、そういうことなんでしょうか?
未知にドキワクしないんでしょうかね、そういう人達は。
それでも、なっがーくないタイトルの俺の作品が、たまーにトップ勢に行ってるのはほんと、喜ばしい限りです。
余談ながら。数あるなろう系作品を覗いていると、どうにも内容にしっくり来る物が少ないと感じてしまいます。
こう見ると俺はそもそも、なろう系作品そのものにフィーリングが合わんのかもしれんですね。
と、まあ。本当にただただ疑問を投げるだけ投げて投げっぱなしに放り投げて終わっておりますが。
流石にそれではしまらないので、最初の話題に立ち返って閉めることにいたしましょうか。
教えてくれごひ、俺は後何日PVを眺めればいい?
0はなにも教えてくれない。
忍耐こそが正義だ。
どうしてこう終わった……。
2018年8月17日。なろう作品とフィーリングが合わないのかもしれない、と言うくだりにおいて
不快な思いを抱かせる文言を書いてしまいました。
訂正すると共に、謝罪いたします。
文章の信憑性を突き詰めた結果、配慮を欠いてしまい、申し訳ございませんでした。