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荒廃ジュブナイル  作者: 乃々森愛支
4/7

report1:人類同盟

世界観の軽い説明です。


 人類同盟。

人類の、人類による、人類のための同盟。

"第三次世界大戦"から数年、地球は原子爆弾「アイリス」によって全土が汚染されたていた。

 政府は惑星への移住計画を考えたが、宇宙への進出は不可能とみえ、動植物の営み全てを機械化する方針となった。


まず、本物そっくりの模造動物を作り上げ、植物は生育施設で工業化された。

 大戦によって20%も減少した人口では、いくら機械化が進んだ世界といえど、

これまでどうりに生活することも困難となった。

 それに、特殊者と呼ばれる原子爆弾の化学物質によってピンボケとなった人々が増加の一途をたどり、適格者はより減少。社会を保つことは、人間だけではできなくなっていた。


 そんな時、機械大手のホーソーン社が打ち出したアンドロイドの

"インフェクトA"は、世界中のニーズに応えられる感情操作ができ、

いくらでも奴隷から親友へと立場をかえることができた。

 それから数十社のアンドロイドが十年にも満たない間に目まぐるしい進化を遂げ、大抵の人間はアンドロイドか人間か、判断がつかなくなってしまう程へとなった。


 しかし、そうなってしまうことでアンドロイドは"暴走"した。

彼ら__いや、それらは、人間を上回ってしまった。

政府関係者の中にもアンドロイドが増え、人間を低くみるその独自の思想で

政策や生産が悪化し、大戦直後以上に治安は悪くなっていた。


 そこで人類同盟が発足した。

人間に化けるアンドロイドの駆逐。

これまでに造られた旧型アンドロイド全ての駆逐が目標とされた。

 人類の明るい未来を賭けて戦う勇気あるものが集められ、そうして選ばれたのが莉子、凌癸、ファンテ、ユタなのである。

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