読書感想分〜蜘蛛の糸を読んで〜
注意 これは読書感想文です
読書感想文〜蜘蛛の糸を読んで〜
1年why組泥舟
子供の頃からNHKのにほんごであそぼとかで漠然とした話は知っていましたが、実際読んでみると「どうして蜘蛛の糸なのん?」とか「そもそも犍陀多はどうして地獄にいるのん?」とかの疑問が全部解決しました。ありがとうございます。
この話から考えさせられことは多々有ると思いますが、やはり一番は犍陀多の致した善い事についてですよね。
「蜘蛛を殺さずに助けてやった」とありますが、これ、蜘蛛からしてみれば、元々の状況からこの男の所為で危機に陥り、元々の状況に戻ってるわけですから、蜘蛛は何の得もしてないし、何なら殺されそうになったんだから、損をしていると言ってもいいのではないでしょうか。うん。じゃあ蜘蛛に関わらない方が良かったんじゃないの?少なくとも、ほっそい蜘蛛の糸よりは良い待遇を受けられただろうしね。
つまり、ここで芥川龍之介が言いたかった事は、関わらない事は地獄から助けてもらえる程の善行であり、クラス内、いや学校内で全く人と関わっていない僕は立派な善人であり、たとえ地獄に堕ちてもお釈迦様に助けていただけるという事です。
最後になりましたが、僕の素晴らしさがわかるいい話でした。皆さんも是非読んでみてください。文句はお釈迦様にお願いします。
→kumonoito@osyakasama.com
小説でもないのに読んでくださりありがとうございます。