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優しい愛

作者: 深架

主の救いがある夜

神様がお生まれになる夜

ユダヤ人のなかで

羊飼いたちにまず、福音が告げ知らされた

羊飼いは

雇われ人で、貧しく、羊の世話のために日曜の礼拝に出席できず

見下されて、蔑まれていた存在

神様は

みんなからのけ者にされてる人と

特に共にいて

福音の知らせを、まず、告げられた


キリストが生まれたのは

汚く、臭く、危険な、暗い、馬小屋のなか


全知全能の偉大なる神様なのに

あえて

貧しい場所にお生まれになった

きらびやかでふかふかなおくるみのなかではない


本当に愛があるなら

汚いものから目を背けない

手を差し伸べて光を照らす

人間にはできないけど

神様にはできる

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