送り火
6日ぶりの投稿です。
今週は3日間のみですがよろしくお願いいたします!
今日は京都五山の送り火です
台風が通り過ぎていて無事行われるようです
京都の有名な行事はいろいろありますが行ったことがない私です
京都三大祭の葵祭、時代祭、祇園祭も行ったことがありません
とにかく普段でも混雑する京都市内ですから想像するだけで敬遠しております
テレビのニュースで見るだけですね
京都の友人ももう人が多いので最近は行かないと言っております
京都五山の送り火も目指して行ったことはないのですが偶然通りがかりに見たことがあります
私の20代はギター講師として一週間に8箇所の教室に行っていました
教室が終わってから店に演奏に行くという生活ですね
一週間に8箇所ということは・・・それだけで休日が無いという・・・(笑)
まあ、若かったですしね
土曜日は滋賀県の膳所というところの教室に行っていました
教室へ行くときはJR大阪駅から新快速でスピード感を持って膳所駅まで
その代わり帰りは京阪電車の路面電車である京津線の京阪膳所駅から京都の三条まで行ってそこから京阪本線に乗り換えて帰阪していました
JR(900円)より京阪(560円)の運賃の方がはるかに安かったのです
さらに、三条駅での乗り換えも当時は地上駅である京津線から一旦改札外へ出て地下の京阪本線に行くので途中下車ができたのです
土曜日の夜はその後の予定が何もない時は三条界隈をぶらぶら歩いたのです
それが楽しみでもありました
そしてある年の8月のことでした
いつものように京津線を降りると、あれ?人の出が多いなぁ・・・と思ったのです
いつものように三条界隈をぶらぶらしようと駅を出て三条大橋を渡って振り返ると・・・
なんと山に「大」の字に見える火が灯っているではありませんか!
おお!これが大文字焼きか!
生まれて初めて見ました
ただ、大文字焼きと言うのはそこしか無いのだと思っていたので五山の送り火なんてまったく知識として持ち合わせていませんでした
で周りを見渡すと・・・
他にも数箇所違うものが見えるではありませんか!
ほんと驚きましたね
しかし、さらに情けないことに当時は何のためにこれを行っているのかまったく知りませんでした
8月16日なんてことも知りませんでしたしね
奈良の若草山の山焼きみたいなものか?なんて勝手に考えていたのですから京都の方々・・・いや・・・国民から怒られそうですね
まさか、ご先祖様への送り火だったとは・・・
しかし、風情がありますよね
これを鴨川の納涼床なんかで旨い酒と料理とともに味わえたら最高ですね
多分世の中は考えることが同じでしょうから予約できなさそうですが(笑)
今日も賑わいそうです
ところで、うちのバンドのボーカルさんは家から左大文字が近いそうで、それを見越して三階にリビングを造っておりクーラーの効いたその部屋から美味しい酒と料理を味わいながら送り火を見るそうです
さすが京都人は風情の味わい方が素晴らしいですわ
今年の点火時間は次の通りだそうです
20:00 大文字 :東山の如意ヶ嶽
20:05 妙法 :妙は松ヶ崎の西山(万燈籠山)法は松ヶ崎の東山(大黒天山)
20:10 船形 :西賀茂の船山
20:15 左大文字:大北山の大文字山
20:20 鳥居形 :嵯峨鳥居本の曼荼羅山
灯っている時間は30分ぐらいだそうです