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結論!

誤字報告、ありがとうございます。

相手はコノモ侯爵である、とあっさり吐いたグラム商会長。さてどうするか?と義祖父さんと侯爵家の現況を確認しながら対策を考えるも「正攻法じゃ無理じゃね?」という感じである。


正攻法が駄目なら…と言っても、裏との繋がりも強いであろう相手に「負けはしなくても勝てるかと言われると…」と芳しくないお答え。


「…ぬう、あまり良い方法が浮かばんのう」

「…そうだな」


義祖父さんとグラム商会長はちょっとお手上げ…という様相。シーバスはそもそも作戦を考えていないので、この場にはいるが無言のままである。


正攻法だなんだと言っているから進まないワケで…


「二人共、何を言っているんだ?正攻法も何も…殲め…滅さ…全め………潰すんだから、気にしなくていいのに…」


「隠さなくなったな…」

「全部ほぼ出ちゃってるな…」

「さすが、ユーリウス様…」


シーバスだけ発言がアレだが、俺たちを狙った輩に容赦なんかいらないし、遠慮もいらない。慈悲?ナニソレウマイノ?


「何か良い策でも思い付いたのか?」


義祖父さんの質問に俺はニヤリと口角を上げ答える。


「『普通』が無理なら『普通』じゃない俺がいるだろう?」


俺が『天使化』、顔を魔法か魔導具かなんかで変えて、正面から特効。

表も裏も怪しい侯爵家が天使の姿をした幼児に潰された…なんて言っても誰も信じないだろう?


「………無茶苦茶な話にしか聞こえないが…」

「………一番なんとかなりそうな気がするのは何故だろうな…」

「さすが、ユーリウス様」


二人の感想に物申したいが、バッチリだろ?この作戦。いや、まあ、正直俺もちょっとはアレだなぁ…とは思っているが。

しかし、他に良案良策もなく、二人から反対の声も上がらない。


結論!

『作戦名:エンジェルダウン』の実施が決まった。何か意味が違うような気がするし、コズミックなんちゃらで聞いたことがあるような気がするが気にしないことにしよう。


そして時は少し経過する。


この期間、グラム商会に情報収集と都市や国への情報操作…侯爵家の現状や裏の動きについての噂など…で動いてもらっていた。

必要経費はゼハールト家で負担を…と話したのだが、グラム商会から見ても侯爵家は邪魔でしかないので渡りに船、と言うのかは分からんが商会で負担してくれた。

ありがとうございます。


「コノモ侯爵家に闇ギルドのメンバーが多数集まっています。恐らく今夜…」


グラム商会長からの使いが情報を持ってゼハールト家に訪れる。


さあ…決着の時だ!

相手は小物侯しゃ…コノモ侯爵と闇ギルドの面々。クックックッ…盛大に暴れてやろうじゃないかっ!


お読みいただき、ありがとうございます。次回もよろしくお願いします。


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