七話 アリス無双のち、魔蚕の繭 1
「英雄のお仕事」の回でのユリーナの描写に「萌木色の頭巾を被っている」説明を加筆いたしました。
少し短いですが、出来る限り早く後編をあげたいと思います。
では、本日もよろしくお願いいたします。
二つある月が、深く蒼い晩秋の昼空に、互いに追いかけるようにアウォーエナル山脈の天空の一画に白い姿をさらす。
アララト湾の潮の満ち引きの差が、一年で最大になる「大潮の月」のとある朝、わたしとセレスはおかあさまの錬金工房で、始生祭に着ていく晴れ着を試着していた。
「セレスもアリスも良く似合ってるわ。始生祭にむけて頑張って縫ったかいがあったわね。ミランダ?あなたから見てどうかしら?」
「はい、とても良くお似合いかと」
「アリス、みてみて」
セレスはくるくるとその場でまわる。
「セレスはやっぱりお人形さんみたいね」
わたしが感想をのべると…
セレスが小首をかしげて、
「アリスもだよ?」
と、真顔で返してきた。
ふ、不意討ちはテレる。
まだ、感覚的な部分には愛子がちらほら顔を出していて、自覚にはズレがあるのだよ。
「小さな淑女様たち、奥様に感謝のご挨拶を」
ミランダも仮縫いからお手伝いしてくれていて、その目は孫を見るように優しい。
「「おかあさま、ありがとう存じます」」
本当におかあさまにも、ミランダにも感謝しかない。
「ミランダもありがとう」
ミランダは例のかっちょいい表情を見せた。どうやらテレ顔らしい。
本当に感謝。
日本のように、お金を出せばすぐに手に入る世界ではないからね。
機械式の手動ミシンは、まだ皇都にしかなく、この世界でのほとんどの服は、オールハンドメイドで、とても貴重…
そして生地もおかあさまの工房で、ウヅメの木を粉砕して錬金合成した艶のある繊維で織られていて、光沢がとても美しい。
地球の生地ならたぶんレーヨンが近いのかな。
おかあさまが錬金術を気軽に使うから忘れがちだけど、皇都で同じような注文を服飾を扱う商会に出した場合、家族が半年は生活できる金額を請求されることになると思うから。
「あなたたちに喜んでもらえて、私も嬉しいわ。晴れ着と一緒に仕立てたストリッシェのポンチョも、まだ少し大きいけれど、すぐに丁度になるから、しばらくはここで調節してちょうだい」
そういって、おかあさまはセレスの首もとのリボンを結ぶ。
「はい、おかあさま。アリスはわたしがしてあげる」
おかあさまの手がセレスの首もとから離れる前に、彼女の手がわたしのポンチョにのびてきた。姉のこういうところ、わたしはわりと好きだ。
「ありがとうセレス……おかあさま?ストリッシェと言えば、少し前に開拓村にたくさん現れたのでしょう?」
「おとうさまから聞いたのね?」
「このシマシマのやつ?」
セレスがストリッシェ皮のあしらいの部分をつまんでいる。
「そうシマシマのやつ。集まると怖いっておとうさまは言ってた。気をつけなさいって」
「まだ森に実りがある時期ですのに、里山まで下りてくるなんて…」
ミランダは眉間にシワをよせて困り顔だ。
「はい!シマシマはセレスがやっつけるからだいじょうぶ!」
と、空気をぶったぎる勢いで、右手を高らかに上げて我が姉君は宣言した。
えーと…皆、こどもの言葉だと微笑ましい視線をセレスに向けているけど…
最近は身体強化も少しずつ出来るようになっているから、たぶんこのお嬢様は本気でヤッておしまいになる気がするヨ?
え?わたし?
わたしが遭遇したなら…ビショップにマカセルトオモイマス。
だって自分で対応しようとすると、きっとアワアワして…
「爆裂」の魔法で森ごと吹っ飛ばして、頭のおかしい娘扱いされる未来しか見えないから…
そんなアホなことを考えて、遠い目をしていたら…
「まあ…なんて頼もしいこと」
と、キラキラした目でおかあさまがセレスをなでなで。
何故だろう…
おかあさまの純真な笑顔が、とても眩しかったよ。
☆
試着の後は、おかあさまが晴れ着に魔術的な防御を付与するからと、また着替えた。
おかあさまはスカートの裾部分に刺繍で、護りを司る野の神様の祝詞を付与するつもりらしい。
ちなみに皇国では鍵言のみで起こす超常の技を「魔法」と呼び、何かの物質的な媒体を使ったり、魔法王国より以前の神代の文字を、対象に刻印して起こす超常の技を「魔術」と呼びわけている。
器用なセレスはおかあさまの刺繍のお手伝い。わたしは楽器づくりに突撃だ!
「ビショップう!お手伝いして下さる?」
番小屋に入るなりの第一声としてはどうかと思うのだけれど、こういう場合はストレートなほうがいいのだ。
その番小屋は、一階が石造りで二階部分は木造の質素な造りになっている。
その一階の入り口からビショップがあらわれた。
「姫さま?何をお手伝いすればよろしいのでしょう?」
今日は「神陽の日」で休息日。
この世界にも曜日のような概念はあって、「神陽の日」には「普段の自分自身の行いを振り返り、内神様のお心に添う行いをしているか、己を戒める日」と意味付けがされている。
「先日採取してきた竹を、炙ってくださるかしら?」
ちなみに一週間は神代の開闢記に基づき、初光の日、星月の日、緑生の日、海生の日、地生の日、生季の日、神陽の日となる。
日本で言うところの日曜日にあたる今日は、座学もなくて朝から自由な時間。
なんてすてき…マイ楽器がつくり放題ではないか。
うふふふ…
おかあさまの座学の教えは「初光の日」と「神陽の日」がお休みで、最近は「初光の日」に採取をすることが多くなってきた。
そして採取と言えば、この前なんと山葵を発見したのだよ!
うふふふ…
これでおさかなの刺身が食べられる。と、意識を山葵の効いたおさかなにも飛ばしていると…
「姫さま?随分とご機嫌のようですね」
とビショップに覗きこまれた。
おっといけない。顔に出てニマニマしてましたか?
ペタペタと右手で自らの顔をさわってみる。
うん、だいじょうぶ。
今日も頬っぺはもちもちだ。
「ビショップはやっぱりわかるのね。やっと楽器が出来るから嬉しくて…」
「なるほど、それでですか。わかりました。竹のほうは曲げを?それとも癖とりを?」
採取してきた竹も、枝を払ってしばらく番小屋の二階で自然乾燥させたから、もうそろそろ炙っても大丈夫だと思うのだ。
「真っ直ぐにしたいから、癖とりをお願いね?」
小屋の中は三部屋にわかれていて、中央に囲炉裏のような火籠を置いた土間になっている場所にででんとのりこんだ。
ほぼ梯子のような階段が二階に繋がっているのが、奥に見える。
早速ビショップは、二階から材料の竹を…もっさり大量に持って下りてきた。
もっさり?
え?多くないかな?
「私も横で導管作りをしますので…姫さまはこちらの道具をお使いいただければと」
あ、なるほど。そう言えばいってたもんね。
ではではやりますか。
主にビショップが。
木製の治具を使ってテコの原理で炙りながら、真っ直ぐになるようにもっていってもらう。
炙り自体も、竹の節側から切り口に向かって少しずつ慎重に進めていく。
地球の竹は知らないけど、こっちの竹は水の通る細い管の部分がわりとしっかりしていて、この向きで炙れば多少水分が残っていても、何とかなる…
けど、うっかり切り口側や真ん中から炙っていくと、かなりの確率ではぜる。
なので…材料もほんとは葦が扱いやすいのだけど、確か南部までいかなきゃ生えてないはず。だから今回は竹を使う。
「これを基準にして、音を合わせないと…」
前に糸で吊るして鳴らした時に「ド」の音が出たカトラリーのスプーンをちゃっかり、収納に入れてきておいた。後でこっそり返さないといけないけど。
で、取り出して根菜類を乾燥させるための物干し竿のような場所に大根達と一緒に糸で吊るしておく。
えーと陛下から賜った魔銀てのはわかってるよ?
「姫様…それは…」
ビショップが何か言いたそうだけど、気にしたら負けだ。
先に竹を一本だけ、長さを40センチぐらいで、片方の端を塞いだ状態で吹き口も綺麗にして形を作る。こちらの長さの単位はセンチではないので、おおよそだけどね。
試し吹きー 「ふぉーーぉん」
!?
あっれ??
そこで、音階確認にスプーンをならして気づいた…なんで忘れてたかな…
この管楽器と、金属の打楽器では基本の調が違うのだ…
おおぅ Orz
まあ…いいか、オーケストラを組むわけではないし、演奏したい曲は主に現代の音楽だから、移調して吹けばいいし。
絶対ではないかも知れない我が音感をたよりに、試し試し作るしかないけれど、本格的な楽器…例えばバイオリンとか、ピアノとかを作れるようになったら、真剣に考えよう、そうしよう。
とりあえず、カバー出来る音域の違うロンダドールを3種類作ろうと思うのだ。
さっき切り出したやつを中音域の要にとらえて作ってみよう…
土間から少し上がった古い木の床に、薪に使う木切れをおいて、筒を床から浮かすように足の土踏まずのところで踏んで固定して、竹をカットして、削ってぇ、試し吹きしてぇ…
シュパ、シュ、シュ、シュ…
シャコ、シュ、シュ フォーン
「…さま…ひ…」
シュパ、シュ、シュ、シュ…
シャコ、シュ、シュ ボォーー
「…ひめ…ま」
シュパ、シュ、シュ、シュ…
シャコ、シュ、シュ ピーー
何か聞こえるけど、楽器づくりが楽しいし忙しい。
何とか二組のロンダドールが完成。さらにコツコツやってたら、お昼ご飯を忘れていて、四の刻の鐘が鳴っても母屋に帰らない私をセレスが迎えにきていた。
気づかんかったけど。
冷たっ!!
こらセレス!首筋に水を散らすのは止めなさい。
「セレスう!?」
非難する視線を向けると、姉君さまは、
「だって、なんかいもよんだし、気がつかないアリスがわりゅい!」
と、かみかみでのたまわった。
なんで、ビショップは教えてくれなかったのか…と視線を向けたら、
「何度もお呼びいたしましたよ?」
と眉をヘの字にして、逆にじと目で見られた。
あ、なんかごめん。
☆
少し遅いと、ミランダに怒られたけど、お昼ご飯を食べてから一番小さい高音用のロンダドールを最後に作った。
左手側には革の輪っかをくくりつけて、左手をこの輪に通すことで、安定して演奏できるように工夫もした。
思いかえせば…
カトラリーで鉄琴を作って怒られたり、アイリッシュダンスを踊って靴ズレをおこして痛い思いもしたり、とにかく心に音をきかせたくてアカペラで歌ったりもした。
どれも悪くはなかったけど、やっぱりわたしは、思い切り奏でられる楽器が欲しかったのかもしれない。
こんな素朴な楽器でも、この世界で楽器を得るまで、ロンダドールを得るまで…
ここまで本当に長かった。
初の演奏には、現代の音楽ではなく、この世界に敬意を表して、この地方で子守り歌に使われるメロディーを選んで奏でてみることにした。
すうっと息を吸う。
わたしは、二階の窓から、外に向けて吹きはじめた。
トゥートゥトゥ、トゥートゥールトゥルトゥトゥルトゥー……
まるで郷愁を誘うような、心に懐かしい音。
トゥーール、ルールールー
風が髪をかきみだす。
トゥートゥトゥ、トゥートゥールトゥルトゥトゥルトゥー……
そのメロディーを何回か繰り返した。
わたしは、泣いていたと思う。
なんてことない。少しハスキーなこの笛の音が、ちょっと中身が三十路な女の子の涙腺を、ほんのちょっぴり刺激しただけだ。
日本に遺した家族と友人を、わたしは懐かしく思いだしていた。
☆
日は変わって翌日。
おとうさまの馬に相乗りする形でセレスが、おかあさまの馬に相乗りする形でわたしが同乗し、開拓村に向かう。
途中の中央村の漁港で、ジークを拾った。彼はビショップの馬に相乗りだ。
半刻ほど馬の背に揺られて、ノミア開拓村に無事到着。
おとうさまとおかあさま、それにビショップは、村長たちと今後の防備のことや、始生祭の打合せになるみたい。
わたしとセレスは、その間に開拓村の子供たちと仲良くしてあげて欲しいと、おとうさまから子供たちのグループを紹介されたんだけど、その中に前回のアリス生でも仲の良かった女の子に再会した。
もふもふ、ケモみみ、ふかふかしっぽ。これは存在そのものが正義だね。
まだ頭巾を被っていて見えないけど、わたしはしってる。しってるよ。とても懐かしい友達。
「こんにちは」
「こ、こんにちは…」
あ、すごく緊張してる。頭巾とスカートが少し持ち上っているから、その薄い黄金色の体毛が逆立っているに違いない。
「アリシティアさま?…だんしゃくさまから、おじょうさまに…なんでもはな…お、おはなしするようにいわれました」
「アリスでいいよ。ユリーナちゃん?緊張しなくても大丈夫だよ」
「いえ…その…わ、わたし…」
と、拙いながらもトツトツと一生懸命ユリーナが話そうとしているところに不粋な声が割って入った。
「あーあ、獣臭い!おまえ、お嬢さまとはなすなんて、なんて身の程しらずな…お嬢様もお止めになってください!」
年は九歳ぐらい?南部なまり?
前回はこんなイベントなかったはず…
それにしても、一生懸命に話し出そうと頑張っていたのに、なんでしょう?ユリーナを目の敵にする、この無粋な悪ガキさまは。
「おい出来損ない!その頭についてる耳はなんだ?混じりもんのお前は、その耳といっしょだ、この役たたず!」
と言いながら、ユリーナの頭巾をはたきおとした。
「いやっ、やめて…」
この悪ガキさまは、まわりの価値観が、自分と違うかも知れないなどとは少しも疑っていないらしい…
だから、皆の前でも、わたしを前にしても、これだけ罵れるのだと思う。
でもね、わたしの何かのスイッチを、この悪ガキ様は押してしまったのだよ。
風もないのに、わたしの髪はゆらりと持ち上がっていく。
「ユリーナに、何を言っているのかしら?わたしもね…ほら、この左手、全く役にたたないんだけど…(でもあなたみたいに人としての心に不自由はないわ)」
アリスの放った言葉には、何故か副音声が聞こえた気がした。それもとびきりおっかないやつだ。
「あなた…身の程を言うのなら(そのおつむは飾りなのではなくて?ここは南部ではない!)あなたはもうここの領民、自由民ということを受け入れるべきだわ」
近くにいたセレスもジークも抱きあって、ガタガタ震えている。
アリスの髪は、風もないのに、さらにゆらゆら揺れている。
「わたしはね、獣人だからというだけで蔑むのは反対よ?」
「お、お、お嬢様は、こ、こんな、ただ飯ぐらいの肩をもつのか!」
あの目…わたしは、他人と違うものを蔑む、あの目を知っている。
それを言われる悔しさも知っている。
わたしは、ユリーナのへにょりと閉じてしまった狐耳を見て、その視線をすっと自らの左手に移した。
「……」
いくら言葉で言っても、産まれた瞬間から、押し付けられた「大人の常識」は変わらないか…
よし!上等だわ!
もう完全にスイッチがオンになったじょ。
「わかりました。腕相撲ではっきりさせませんこと?(この村でどちらが上か白黒つけようか?ああん?)」
あぶない、あぶない。ユリーナには、気を当てないようにしないとね。
「う、う、腕相撲?」
悪ガキさまは声が裏返ったけど、許してやんない。
「あら?こんなちっちゃなわたしにあなたは負けるのかしら?鍛え方が足りないのではなくて?ほほほほ(あらあら、お坊っちゃんはしっぽをまいて逃げるのかしら?ほほほ、軟弱、軟弱ねえ)」
「う、ううるさい!誰がお前なんかに!やってやる!」
もはや、言葉も崩れてお前呼びになってきた。
「あら?よろしくてよ。なら、わたくしが勝ったなら、二度とユリーナを…獣人の人々を馬鹿にしないこと。今後はわたくしの言葉に耳を傾けていただけることをお約束くださるかしら?(負けたら私の子分にでもなることね?でも、困ったわね、勝つ自信もないのだから、約束は無理よね?お坊っちゃん?)」
冷静にキレ過ぎて、もはや悪役令嬢がウルトラジャンピングスライディング土下座すると思う。
「あ、ああ、ややや約束するさ。お前みたいなチビに、ままま負けるかよ。俺が勝ったら、お前が言うことをきくんだからな!」
※注 副音声の聞こえ方は人それぞれです。アリスの気=魔力波動の感じ方には個人差があります。
影響圏外の人には普通の会話にしか聞こえていませんし、アリスは汚い言葉は使いません。たぶん…
村の貯蔵倉庫の前には、寄り合いをするために外にもテーブルと背もたれのない椅子が置かれている。
おとうさまたちは中だ。
悪がきんちょとわたしは、まだ背が足りないので、椅子へよじよじとのぼり、テーブルの角を腕相撲の台にして対戦する。
絵面は可愛いが、真剣勝負なのだ。女には負けられない戦いがあるのだよ。
「ジーク、審判をしてくださるかしら?」
ジークが首肯する。
カクカクカクカク
その壊れた人形みたいに首をふるのはやめてほしいなあ…
手のひらを組み合わせて、ジークの「か、かまえて」の声で薄く身体強化に入る。
大人げない?エ?ソンナコトナイヨ…
「はじめっ!!」
んしょっと。
軽く力を入れて、悪がきんちょの力と拮抗させる。
ぴくりとも動かさせない。
悪がきんちょは、だんだん汗が垂れてくる。
こちらは涼しい顔で、うふふと微笑んでみた。
がきんちょは力を入れて赤くなっていた顔が青くなってきた。
にこやかに視線を合わせたまま、少しずつ腕を倒しこんでいく。
足下は体重差で動かないように、ここに陣取った時点で、魔法的に椅子ごと地面に張り付けてある。
ちょっとずつ倒れる角度が深くなるごとに、悪がきんちょの自尊心がバキバキと音をたてて崩れているのが表情からわかる。
驚愕に目を見開き、その後は必死で歯をくいしばっている。
「うりゃ!」
本当にゆっくりと、がきんちょの手の甲は天板面にぴったりと押し付けられた。
「そ、そこまで!勝者!アリシティア様!」
わたしは、椅子からぴょんと飛びおりて「うおーっ!」と両手を天に突き上げた。
淑女?
えっと…どっかに置き忘れてきたらしいです……
アリス、荒ぶる…
またまた、やらかした感がぬぐえませんが、なんだか次回に続きます。
淑女…どこいったし…
皆様に☆で応援いただけると、アリスとセレスががとても喜びます。