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叶わない恋  作者: peach-pit
2/5

私は剣の作ってくれた朝食をもくもくと口にほうばる。


剣は新聞を読みながら紅茶を飲んでいる。


そのせいかリビングはシーンとしている。


私はチラッと剣を見た。


なんか・・・カッコイイ・・・。


ふいんきってゆーかなんかカッコイイッ!


「・・・なに?」


「へ?!?!?!」


剣が私を睨む。


「さっきからこっち見てるケドなんか言いてーの?」


「いや。。。別に。。。」


私は俯く。


なんかさっきから剣冷たいなあ・・・。


「なあ、さっきからゆっくりしてっけど間に合うわけ?」


私は時計をチラッと見た。


時計の針は8:30を過ぎていた。


私は思わず固まった。


「どした?」


「・・・もう完璧に遅刻・・・」


私は顔を青ざめた。


今まで学校遅刻したことないのに・・・。


ちょいショック。


剣が急に立ちあがったので私は顔をあげた。


「じゃあさ、サボンの手伝ってよ」


・・・へ?


「どこ行くかな〜。やっぱ遊園地とかか?」


「子供っぽいかっ」


なんか・・・話勝手に進んでるンですけど・・・?


「ね、ねえ!話進めてるケドもしかして剣もサボる気?」


「え?そうだけど?」


剣は意外にもあっさりと答えた。


「だ、ダメだよッ。剣はまだ間に合うでしょ?」


「間にあわねーよ。だって乙葉と一緒の学校だし。それに俺、サボってばっかだからどーってことねーし」


そいや一緒の学校だっけ。


って関心してる場合じゃないッ!


「で、でも!」


「もーうっせえな!!」


剣は私の手を握った。


ドキッ。


私の胸は高鳴った。


「行くぞ!!!!」


「えっちょっ」


私は剣に引っ張られ、家を出た。

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