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第六話
4kmのランニングも終え、相馬は自宅に帰った。
「お帰り。」
母が声を掛ける。
「ただいま。」
「おつかれさん。」
兄の登はリビングにいた。
「ただいま。」
登はあえて信のランニングには付き合わなかった。プロとして今の信をあくまで1人でやらせるべきだろうというのが登の考えだった。
「お帰り。」
父も声を掛けた。
「朝ごはんを食べましょう。」
そのころ中村もランニングを終えたところだった。
今ごろ、相馬もランニングを終えたところかなと思っていた。
「ただいま。」
玄関のドアを開ける。
「おかえりなさい。」
母と父、真樹が孝を迎えた。
「紅白戦の調子はよかったようだが今日もトレーニングを欠かさないな。」
「まあね。」
「お兄ちゃんはフォークがすごいんでしょ。」真樹が言った。
「よくわかってきたじゃんか。野球について・・。」




