181/196
第3章 全日本編 18話 「ケイケン」
「五回までで4対0・・。」
剛田がピッチング練習をする。
「よし、7回まで頼むぞ。」
「はい。」
選手の継投策はひじょうにませたものがある。
リードとピッチング、必ず、勝利の方程式を小川さんのように見守りながら、責める守備ではなく、守備と連携した、塁を出してもベストピッチの継投策を強いていこう。
一瞬監督の方を見て、頷く、監督・・。
「アウト、ゲームセット。」
この試合、空調で暑くはないが・・思い出に残る試合だった。それこそが打った味方が守るリズムを作っている・・。上川さんは守備以外でも、しっかり、チームを見ている・・。
ここからは全選手を使った、全員野球で試合を行うのが通例だ。
小川さんもキャッチングをしていたし、次の試合からは俺はまず、控えからだろう・・。
なぜかそれを悟っているような小川さんの成長も、自分が出した結果とは思ってもいなかった・・。
それが海外での野球場での試合なのか・・。
やはり、まだまだ、俺は経験不足・・。




