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俺とお前と野球とあの子  作者: musicalyoi
100/196

祝!第100話 キャッチャーミットが音を成す・・勝利の瞬間・・

 2アウト。


 相馬の鼓動は早くなっていた。日本一が目の前にある。


 「9番、岸田くん。」

 バッターボックスに入る岸田。

 この投手から自分が打たなければ負ける。

 この勝負負けられない。


 ついにあと1つ、そして相手はピッチャーだ。この決勝の舞台まで戦ってきたのだろう。だからこそ、ここで抑える。

 この勝負負けられない。

 山口は思っていた。


 1球目、真っ直ぐだった。

 岸田は空振りした。

「ストライク。」

2球目も真っ直ぐだった。

岸田は空振りした。

「ストライク。」

2ストライク。

「ストレート。」佐橋からサインが出る。

頷く山口。右腕を振った。

「バチン。」キャッチャーミットが音をたてる。

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