Never give up
アイヒシュテットのぼんやりした視界の左側には、数行の文字が浮かんでいた。
《《クエスト:美しき海の詩をクリアしました。 クエスト:お内裏さまの本気をクリアしました。 ミッション:蝦夷防人願わくば光よをクリアしました。 ワールドクエスト:メルキオールの命題Iをクリアしました。
――Caution!
【黒龍石】を入手しました。【神威:聖騎士の腕輪】の効果により【黒龍石】は消滅しました。【神威:聖騎士の腕輪】は【神威:神将の腕輪】に進化しました。
【神威:神将の腕輪】の効果により【聖獣麒麟】は【瑞獣驪竜】に統合されました。
【職能:内裏】が開放されました。従者眷属使役可能枠が拡張されました。
【宿星:聖刻】の効果により【巫女神様の雛】との【血族化】に成功しました。
【WWC覇王の証】を入手しました。【職能:闇の皇太子】が開放されました。能力が継承されました。【ワールドパス】が発行されました。――》》
【来訪する啓示】
それは過去に何度も体験している、アイヒシュテットの知らない文字で示された理解不能な啓示だ。意味は判らないがこの文字が見えた時には大きな変化が起こる。その事だけは、アイヒシュテットにも理解出来ていた。
彼はその経験から文字の雰囲気を読み取り、自分が巻き込まれているこの事態に何らかの決着が付いたのだろうと察した。
「シホ……を、助けないと」
シホは透明な糸に半分囚われたまま宙に浮いていた。アイヒシュテットは彼女の元へ急ごうと体を起こしかけるが、急速に体から力が抜けて再び地に横たわった。
うまく力が入らない身体を揺さぶるようにし懸命に起き上がろうともがくが、体は以前眠り粉で倒れた直後と同じ状態になっており、どうやっても上手く起き上がる事が出来なかった。
「アイヒシュテット君! シホさんは本気です! 逃げますよ!」
そこへ役小角の消失で拘束を解かれた玄奘が、アイヒシュテットの元に駆け寄ってきた。
玄奘は動けなくなっているアイヒシュテットの上半身をやや乱暴に抱き起こすと、そのまま動かないよう告げ、右手を宙空に翳した。
「敵は消滅したように見えたが。もう終わりじゃ……」
「何言ってるんですか、地獄はこれからですよ! 虚数空間での直列励起はシホさんの全てを具現化させる超常世界を生成します。見られたくない色んな過去や秘密が全てさらけ出されてしまうんです。どんな人間だってそんなの嫌ですよね。だからシホさんは、自己の安全を顧みず世界そのものを壊しにかかってるんです!」
実際は記憶の吸い上げに抵抗しシステムそのものを破壊しようとしているのだが、玄奘は意図的にその説明を歪める。それはGMとして守秘義務を守るための方便であった。
「しかし、置いて行く訳には――」
「馬鹿言わないでください! わかってます? アレはヤバ過ぎるんですよ! 魔王どころじゃないんです! 破壊神そのものなんですよ!? 巻き込まれたらあっちの世界の我々もただでは済みません!」
玄奘は左腕をアイヒシュテットの首に回し、彼の頭を腕と胴で抱え込むと、右手で宙をなぞり始めた。アイヒシュテットはもっと状況を確認したかったが、微妙に柔らかい感触に顔を圧迫され言葉を発する事が出来なくなる。
「行きますよ! 私の体にしっかり掴まってくださいね!」
何が起こるのか判らないながらも、アイヒシュテットは玄奘に促され、両手をその背中に回す。小さな玄奘はアイヒシュテットに抱きしめられる格好のまま、宙を指でなぞったりつまんだりの操作を繰り返した。
玄奘はこの場を脱出する為の何らかの準備をしている。玄奘につかまっている自分はこのまま避難できるのかもしれない。しかし未だ宙吊りのままのシホはどうなのか。――アイヒシュテットはシホが気になる。心配のあまり、彼はそのままの姿勢で無理やり口を開き玄奘に問いかける。
「shwだいじょbnおか(シホは大丈夫なのか)」
「ゃぁん、ちょっ!? やっ! 殴りますよ!」
妙な音色の声を発した玄奘が、一瞬置いて激怒した。左腕がきつく締まり、アイヒシュテットは言葉どころか息をする事すら困難になった。
「私こう見えても淑女なんですから!」
やがて二人は淡い光に満たされて、その空間から掻き消えた。
◆◇◆◇◆◇
「ZoRVAを組み込んでの略式典礼とは、よくもそれだけの演算領域を確保していたものだね」
ラナードは空に浮かぶ黒い球体を見上げていた。
球体は自然界に存在しない異質な生命体のように蠢きながらゆっくりと成長していた。苛烈な改竄侵食合戦の末その空間に残ったのは、まばらに輝く点と空を埋め尽くしている闇、月の大地を思わせる銀の砂漠、そして、黒く染まった地球を模倣した黒い球体。
筐体へフィードバックされるはずの環境信号は変質し、世界を彩るはずのテクスチャも表現を放棄している。全ての情報が希薄化していく中で黒い球体だけが、圧倒的な情報素子を内包していた。
筐体が感覚器に伝える情報は、五感全てがひとつに束ねられたような奇妙な信号。直感とも呼ばれる六感という擬似感覚に支配されたまま、二人は尚対峙していた。
「だが、そうとすればお前の体は、今頃ひどい有様だろうね」
「チーフ。形勢逆転です。貴方には人質になってもらいます。チームが要求を受け入れなければ、その精神はシステムの闇を彷徨う事になるでしょう」
「こんな事をしても計画が頓挫する事はありえないね」
「いいえ。計画はこれで白紙です。人類の勝利です」
「人類の勝利――それは、随分と大きく出たものだね」
「システムは医療や人々の幸福にだけ活かされればそれでいいんです。融和的思慮の統制なんて人間の自由意志への弾圧です」
「人間では全ての人間に叡智を授ける事はできないね。真の平和とは叡智の終着点にあるのだね。我々のシステムには、そこに辿り着ける可能性があるのだね」
「そして人々を導くマザーツリーを作るのですか」
「なりえるね。その可能性を確実なものにする事こそが我々の役目だね」
「先生の妄想は呪われた夢です。私は見ました。貴方達が秘匿するシステムの根幹を。神霊樹という大樹(AI)は、人を土としそこに根を張る悪魔の樹です」
「不確かな感情でものを図るべきではないね。人にとってそれが悪魔となぜ言い切れるのかね。幸せを追求する事は悪魔の御業なのかね?」
「そんなものがどうして幸せなんですか!」
今のラナードに詩織の筐体姿は見えない。しかしその刺々しい怒りは、ラナードの擬似感覚に不快な信号を伝える。老人にはそれが、少女の感情であると汲み取れた。
「詩織。お前はものを知らないだけだね。そもそもこんなところに儂を連れ出し保険をかけても全く意味が無いね。それどころか、お前は自分自身が無知であると公言しているようなものだね」
「そうです。私は先生のような天才じゃない。いえ、私だけじゃない、多くの人間には先生の思惑なんて理解できない」
「理解に至るまで何度でも対話を重ねられるのが人間の真骨頂というものだね」
「その対話で理解できた事は、私は先生を容認する事が出来ないという事です。いずれにせよ私の勝ちです。茶化さないでください。これ以上の話は、必要ありませんよね」
詩織が動く。新しく生成されていくコードが、世界に信号を伝播した。
闇が反転し、元の空間が再構成されていく。
『《強制指令》』
詩織の一言で、二人の姿がその場に現れた。
姿勢の良い綺麗な立ち姿の詩織と対象的に、ラナードはうつ伏せに倒れた格好で地面から伸びた光の蔓に縛られていた。
『《拘束中のGM筐体の強制解体をアドミニストレーター権限において執行。構成情報をサルベージ後Edel-wiseサーバーからマスカレードシグナルをロビーサーバーへ転送。ホストロビーからアカウント情報の抹消を申請。被検体倉敷総一朗のユニークシグナル及び関連するパーソナルドキュメントをリリース》』
ラナードの筐体が発光し、そこから火の粉のような色とりどりの光が立ち昇って行く。剥離していく筐体情報は徐々にその数を増し、ラナードの存在は密度を低下させ希薄化していった。
「哀れだね。だが許そう、お前にはかわいそうな事をしたね」
顔を伏せたまま、ラナードは詩織にとって理解できない呟きを残す。悪あがきにしては突飛なセリフだ。詩織は目を細めて訝しげにラナードを睨んだ。
「……何を」
疑問を口にしようとして詩織は言葉を止める。質問が成立する前にラナードがこの場から消えるのは明らかだった。
ラナードの体はやがて全てが光の渦となって――詩織に小さな疑問だけを残し――空に溶けるように消滅した。
◆◇◆◇◆◇
崩壊する世界の中で、アイヒシュテットは彼女の夢を見た。
彼女は不治の病に侵されていた。
ALSという難病だとわかったのは、彼女が高校の受験を終えた頃だ。
進行が徐々に目立ってきた為、彼女は人並みに動ける内に高校を中退して自宅療養に切り替えた。
このまま死んでなるものか、楽しい事をいっぱいしないと。
高校になど行っていられないと、まるで遊ぶという義務を遂行するかのように、彼女は夜な夜な家を出歩いた。
愛嬌の良い彼女はすぐに仲間を作れたし、どんな場所でも打ち解ける事が出来た。容姿が淡麗だった事も有り、異性は勿論同性からの人気も高かった。
ただ、彼女は異性と付き合う事はしなかった。自分の病が恋愛に耐えられない事はわかっていた。
物をつかむのが億劫に感じるようになった頃、そろそろ幕引きだろうと彼女は思った。
身の回りの物は最低限使う物以外すべて片付けた。残っているのは、彼女にとって最も必要で大切な『家族』だけだ。これを片付けるには時間がかかる。
自分は十分に楽しめた。そろそろ遊びを切り上げる必要がある。
だから最後は、今一番気になる面白い異性との思い出で幕を引こう。彼女はそう考えていた。
彼はジョージと呼ばれていた。
両眼が緑色。半分だけの異邦人。だが外人らしさはない。考え方は同世代と比べると変わっていて容姿もハーフそのものだが、内面は曖昧な日本人の典型だ。世間知らずなのか子供なのか根が正直者なのかは知らないが、そういう方向では要領の悪い中性的で彫刻のような顔をした艶のある低い声の人だ。
そのくせ、ジョージは時折突拍子もない事をする。例えば出会ったばかりの頃、挨拶してきたので挨拶を返しただけなのに、覚えていてくれて嬉しいと本気で喜んだり、その勘違いの末、初対面だというのにデートに誘ってきたりした。
あまりの空気の読めなさに最初は笑顔を凍りつかせた彼女だったが、その屈託のない笑顔に悪戯心が刺激され――魔が差して――着いて行った行動を考えると、もしかすると彼女は、その時から彼の事を気に入っていたのかもしれない。
ちなみにその日は変なちょっかいを出される事もなく、彼女は彼にちゃんと家の近くまで送ってもらえた。
彼は紳士だ。ただ、電話番号も本名も聞かないまま、爽やかに去って行ったのには少しばかり――彼は一体何だったのだろうという――疑問は残った。
会える保証などないのに、彼は毎日彼女と出会ったクラブに通いつめていた。それを彼女が知ったのは随分後になってからだ。変な人の話題で盛り上がった時に、偶然彼の話が出たからで、彼女はそれまで全くその存在を忘れていた。
緑目のハーフは純情すぎるという話題で皆が笑っていた。そう言えば、ちょっとからかうとすぐに照れて――本人は気がついていないようだが――すぐに顔が赤くなった事を彼女は思い出した。
小さな悪戯心がまた刺激されて、彼女はまた、ちょっとだけジョージに会ってみたくなった。
彼女からジョージには簡単に会えた。それは彼が、彼女に会う目的で足繁くクラブに通いつめていたからだ。彼女は気が向いた時だけ、ふと思い出した時だけ、彼と初めて会ったそのクラブに顔を出せば良いだけだった。そして悪戯心が満たされたら、短時間でもすぐに別れた。彼が彼女を拘束する事はいつだって無かった。
そうやって何度か、会って別れてを繰り返している内に一緒にいる時間が増えていき、それが普通になった頃にはもう、夏が来ようとしていた。
花火が綺麗に見える穴場があると連れて行かれた先が人混みだったり。
神社のお祭を見つけては誘い出そうとしたり、しかも何故かその誘い方がいつも恐る恐るだったり。
一緒に買い物に出かける予定を立てると必要以上に下見をしていたり。
もらったチケットで映画を見に行こうと誘ったはいいが、はしゃぎすぎてチケットを無くし現場で買い直してみたり。
彼はいい意味でも悪い意味でも――悪いと言っても不快に感じた事は一度も無かったが――サプライズばかりで、そのせいで彼をいじるネタに彼女は不自由しなかった。
彼はとても純粋で、それ故に努力家なのだと一緒にいてみて彼女は知った。
そしてセンスが残念で、ツメが甘い。おっちょこちょいな人なのだ。そのおっちょこちょいな所を思い出せば切りが無いくらい、そのくらい、いつの間にか彼との記憶が、彼女の大部分を占めていた。
だが、月日が進む度、体調は思わしくなくなっていく。いつしか彼女は、命を諦める為に遊び歩いていた自分が、命を諦めきれなくなりつつあるのを感じ始めていた。
そしてその日。
彼女はさようならを言おうと思っていた。
いつものようにデートをし、いつものように送ってくれるというジョージに、その日彼女は、バイクでではなく徒歩で帰りたいと告げる。
歩きながら、彼女は彼と色々な話をした。一歩一歩を踏み締めるように、確かめるように、彼の顔を時折見ては――前を見て歩く。
緩やかな勾配の坂道の上り下りを繰り返し、大きな滝の麓に架かる橋まで駆けたりもした。
久しぶりに履いた運動靴の靴底に小石が入り込んで、彼女は橋の中央で靴を脱ぎ小石を出した。
家まではまだかなり距離がある――実際にはもう帰路の半分を超えていたのだが――。彼女はまだまだ沢山話しが出来ると思っていた。――そんな時に彼は、ジョージは彼女にサプライズを披露した。
赤いリボン。
ジョージは手先も不器用なのだ。彼の持っているリボンが自作だという事は、彼女にはすぐに分かってしまった。そして気にも止めなかった彼の手についている小さな傷の正体も。
それは、彼女が好きだと言ったミュージシャンがつけていたリボンだ。ジョージはあの時の話を覚えていて、それに似せて作ったのだろう。
‘あのリボンはね、幸せを祈るリボンなんだよ。音楽は人を幸せにしなきゃ嘘でしょ? ――――’
唐突に、彼女はジョージとの会話を思い出す。
赤いリボンは古くからヨーロッパに伝わる風習で、本当は病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼に用いる物だ。そしてそれは偶然にも、彼女に自分の未来を予感させた。
考えもなくただ適当についた嘘が、意味を伴って彼女の元へ返ってきた瞬間でもあった。
“幸せか。赤い糸みたいだ――――”
いつかジョージは言っていた。赤い糸とはそういう意味のものではない。では縁結びは幸せではないのかと問われればそれも違うが、彼女にはその話の妙を説明する気が沸かなかった。
だから彼女はそれを訂正しなかった。それどころか逆に、降って湧いたような彼女の小さな悪戯心が、彼女に悪ふざけをけしかけた。
‘そうだね。赤い糸は産まれた時に決まっているものだけど、リボンなら後から結べるかもしれないねー知らないけど――――’
彼女はリボンを受け取る。
不器用ではあったが、丁寧に作られているのがひと目で分かる。まるで心をこめて作ったと言わんばかりだ。
ふと、心をこめてという単語に彼女は気をとめる。ジョージは何を思い、もしくは願ったのかと。
縁結びという意味では無い。あの時の会話のやり取りからそれはわかる。勘違いしているジョージが考えていた意味は、おそらく単に――。
それで彼女は思い直す。自分の言葉は嘘ではないと。
幸せを願うという広義においては、それを間違いとする事など出来ないはずだ。そして自分が生き続けるのならば、その意味は風習を超えて彼の意図の範疇に収まる。
「微妙すぎ」
とっさに口をついた単語。それは単なる口癖。しかし言葉を返さないとと追い詰められた彼女が、やっと吐き出す事の出来た一言。
否。そんな言い訳があるだろうか。そんな話が通るだろうか。もしこのまま正面から向き合わずそれらをまた素通りするというのなら、今後訪れる全ての出来事が、考えが、言葉が、気持ちが、何もかもが、全てが嘘になる。
そう思えた時、彼女は自分が――直視しないようにしていた――大きな気持に流されている事実を自覚した。
今この場で、意味の分からない言い訳のような理屈を並べているのは、逃避だ。漠然とした恐怖から逃げているだけだ。理由があるから出来ないと自分を騙してやり過ごす事はいつだって出来るけれど、見送った事実はいつまでだって、手を伸ばしたい気持ちが訪れる度にきっと自分を縛り付ける。
‘ボク髪短いからあんまに合わないと思う。まぁ、気が向いたらつけてあげるよ。気が向いたらね――――’
今まで隠れてきた理屈の壁を無理やり押しのけてやっと口から押し出せた言葉。彼女の意は赤い紐に引っ張られ、彼女は彼と向き合う。
けれどうまく気持ちを言葉に乗せられない。いきなりは強くなれない。気持ちとは裏腹にいつもの軽口が、どうしても口から溢れてしまう。今まで恋愛を拒否し続けてきた建前が、膨らみ過ぎた気持ちに振り回されて、今、空っぽな言葉を並べている。
その「嘘」という自覚は、どうしようもなく、彼女を追い詰めた。
――あぁ。片付け、急ぎすぎたなぁ。髪、切らなきゃ良かったかも。
リボンを握りしめ、彼女はそれら全てを認める。
長い治療で彼とは会えなくなる。これが最後のデートとなる。そう思っていたはずなのに、彼のセンスの無いリボンを握りしめた時、彼女は心が温かい何かに満たされる感覚を憶えた。
もう何も怖くないと思える勇気。すべてを受け入れられると思える開放感。沢山の様々な気持ちが湧き上がり、それらは幸福感となって彼女を飲み込む。
一杯になった心が、涙の波となって外へ出ようとする。
彼女は目の前に立つ彼に悪態をついて、それを溢さないよう堪えた。
――まだ先長いのに、ここで渡すとか、本当におっちょこちょいなんだよキミは。
彼女は両手で彼の目を隠し、腕で目を拭ってから、背伸びをしてキスをした。
言葉で無理なら行動で――キスを自分からしたいと思ったのは初めてだ――そう思いながら、彼女は涙の波が収まるまで、長い長いキスをした。
それは彼女にとって――或いは彼にとっても――最も長いキスとなった。




