表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おとこ日記  作者: 双月
2/3

一ページ目

僕は、とある高校に通っている高校生だ。

至って普通の。極普通の。

そして、とある理由で本日−三月三日のこの日から日記を付けることになった。

その理由なんて、読み返すのは僕だけなのだから、書かなくても良いだろう。

どうだい?読み返している僕は覚えているかい?

まぁ、覚えているだろう。あんな事があったんだから。


そんな訳で、今日から日記をつけていく。

本日は三月三日、いわゆるひな祭りとか言う奴で、小学生や幼稚園の女の子にとっては楽しかったりするイベントなんだろう。

僕にとっては何でもない一日だが。


ともあれ、学年末のテストが終わり、高校生である僕は春休みへと突入した訳だ。

友人も恥ずかしながら少ない身で、バイトなんていう時間の浪費を行っていない僕はつまり暇なのだった。

暇祭だった。


「恥ずかしい駄洒落とかいってない?お兄ちゃん。」なんて、妹が話しかけて来るまでは。


「サイコーだっただろ。」なんて冗談ぽく真面目に話した僕は、この後頼み事をされることになる。


外は快晴と言う言葉が異常に合うほど、快晴だった。

そういや天気とか最初に書くもんなんだっけ。

軌道修正。外は快晴、風は心地よく、僕の部屋の開け放った窓からは眩い日差しが降り注ぎ、とても暖かかった。

ので、妹なんてものは日差しに隠れて見えなくなって、言葉は風に紛れてきえた。

事にした。


妹は僕を殴りつけて昼寝をさせたあと、何処かに行ってしまった。

なんてやつだ。ここまでやるか。

と言うか今起きた所だったりする。


今日の出来事はこんなところだけれど、日記と言うのはこんな感じであっているのだろうか。

他の人には聞けないのだけれど。

まぁ、慣れていくだろう。


今日はここいらで筆を置くとしよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ