表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/13

第九回 :竜世紀について……

 今回は、竜世紀について少々述べさせて頂きます。

 さて、竜世紀の定義として、「世界を竜王が支配した時代」と言う意味になります。

 もう少し詳しく述べれば、「竜王」による「大災害」が発動して以降から、「竜王」及び「公竜」が既存の鎮座地へ帰還するまでの期間を指して、「竜世紀」と呼称されます。


 さて、その「竜世紀」ですが、その期間の前半と後半で、その行動は全く異なります。

 その前半は「大災害」の延長であり、「世界の均衡を崩す存在」の排除を行うのが、竜族・亜竜族の役目となります。

 対して、その後半は「暴竜」の排除を目的としています。「暴竜」とは、「竜王」に従わない竜族・亜竜族のことを指す言葉であり、この時代では「竜世紀」前半期における行動によって破壊と殺戮に酔い痴れる竜族・亜竜族を指す事例が殆どになります。

 そして、無目的な破壊衝動の権化と化した竜族・亜竜族を掃討し終えた時、竜王は本来の鎮座地に帰還し、「竜世紀」は終焉を迎えます。


 ちなみに、この「竜世紀」は……

・神代の終焉から人暦の開闢(=古代ユロシア王国の建国)までの「第一次竜世紀」

・古代ユロシア帝国崩壊から諸王国が建国するまでの「第二次竜世紀」

 人暦三十一世紀までに、以上の二回が存在しています。


 なお、「竜世紀」の終焉は大陸毎に微妙に異なり、「第二次大災害」の終焉について言えば……

・北方大陸では、人暦2282年

・東方大陸では、人暦2275年

・西方大陸では、人暦2304年

(南方大陸においては、「第二次大災害」の被害を最小限に抑えられた為、「竜世紀」自体が実質存在していません。)

 と、なっています。これらは、前半期の破壊対象の多さや、後半期出現した「暴竜」の個体数などによって生じた誤差と考えられます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ