第3話
部屋に入り、ベッドに腰かけると
まずはステータスから何が買えるか確認できるよね?ナビさん
開いたら買わなくても買い物終了とかないよね?
大丈夫ですよ小波様、1つでも購入しない限りは使ったことになりません。
よかった。
じゃ、ステータスオープン
「すごい いろいろある。え、水道水まである。1t??しかも300円安い!ん?札幌の水道水って説明書きがある。
飲用可能…ほうほう。これだね。水瓶必要ね。
食べ物も足りないわよね、とりあえず安くて沢山入ってるもの見てみるか」
あ、箱入りのジャガイモがある。
ネット10kg玉ねぎも
泥付き大根、ねぎ
なんかいろいろありそう。もちろん調味料も必要よね。
おかみさんからリスト貰ったら
プラスαで必要そうなもの片っ端から買いましょう。
おっ、調味料も一斗缶である。
醤油はでもこっちは使わないよね。
塩とか砂糖のが馴染がるよね。
あとはコショウかな
あとは卵
あ!小麦粉とかの方が馴染があるかも
コンコンコン「必要なものがまとまったんだけどー!」
小波「どうぞー」
おかみさん「あればあるだけありがたいから、書いてきたけど、無いものがあっても全然かまわないから
この中からできるだけ用意できるものがあれば欲しいんだけど」
おずおずと木の板を差し出され
確認すると
読めない文字が読める
・水できるだけ
・調味料あれば
・食べ物
そっか、そのまま食べれるものじゃないと今は困るよね。
調理する元気も気力もないかも
ならアメリカンサイズのスーパーのパンがいいかしら。
小波「おかみさん、基本全部用意できるんだけど調味料はどんなものが必要なの?
水はどこかに樽とか、ツボとか鍋とかある?」
おかみさん「本当?! 全部じゃ、宿代には多すぎるから譲ってもらえる分だけでいいんだけど…」
小波「ちなみにこの村は何人住人がいらっしゃいますか?炊き出しとかできます?」
おかみさん「村人は全部で20人ほどよ。炊き出し用の鍋とかなら貸してあげれるわよ。水を入れるものは各家庭に回ってあげられるとありがたいわ。重いから
みんなもうぐったりで。」
小波「そうですね。では、水をできるだけ貯められるものを各家庭に用意してもらっていいですか?」
おかみさん「わかりました。フィルトーー!!」
フィルト「なあにお母さん。」
6歳くらいの男の子がたたたっと走ってきた。
おかみさん「村のみんなに」
小波「おかみさん、先にこの子に飲み物上げてもいいですか?」
おかみさん「いいのかい?」
鑑定を勝手にして脱水と栄養失調の表示があるのに放っておけないと思ったのだ。
(ナビさんこれってここで買い物したらおかみさんたちに不審がられる?)
(ダイジョブ空中で手を動かしてるようにしかみえません。)
(軽い不審者よね…)
(人助けの為です。)
小波「おかみさん、ちょっと準備しますのでこのままお待ちください。私不思議な動きしますけど、気にしないでください。
あと、普段みなさん何を食べてますか?食べなれたものに似ているものが用意できればそれがいいかと思って。」
おかみさん「そうね~、パンとスープが多いわ 肉が取れればスープに肉が入る程度よ。」
小波「なるほど、ありがとうございます。」
ステータス画面から
スポーツドリンク2L箱で10箱
水道水1t×50
アメリカンスーパーのロールパン20袋
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ 各一番大きな容量で×20
鶏肉冷凍2kg×50
コンソメ顆粒業務用×10
塩コショウ×10
牛乳1L×50
バター×50
氷1kg×50
菓子パンいろいろ片っ端からぽちぽち
米10kg×2
しょうが、にんにく 各20
おろし金
醤油 ×5
みそ×5
酒どでかパック×5
塩1kg×50
砂糖700g×50
コショウホール20g×50
パン粉×50
ソース×5
ケチャップ×5
マヨネーズ×5
カレールー業務用×5
1口チョコレート×50
大福×50
お茶漬けの素×5
梅干し×5パック
卵×100パック
出汁顆粒業務用×5
栄養ドリンク×50パック
頭痛薬×50
乳酸菌錠剤×50
思いつく限り購入した。
お願いこれで1週間持って
全部で20万ちょっとかかった。でも後悔はない。たった20万だ私億万長者よ!
(小波様強気ですね)
(女は度胸よ!)