表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

恐怖体験Z

作者: 罧原堤

 2ちゃんねるというサイトがある。生島たけしはアクセス規制された。

 いわゆる巻き添えである。

 つらかった。何も書く気がしなくなった。

 ああ、倦怠感に、ツマサレテ、僕は最終列車、そういう詩歌が浮かんで、きた。意味はなかった。

 その時だった! かわいい声が聞こえてきた。

「何がそんなにつらいの?」

 バっと、天井から女子高生が落ちてきた。

 ブスだった。デブだった。にきび面で、肩にふけが振り落ちていた。


 その日から生島たけしと菅野洋子の悲しくもおかしい半同棲生活が始まった。


「あなた? ご飯にするセックスにする?」

「セックス」

「アナルセックスにする? 膣セックスにする?」

「アナルセックス」

「アナルにする? アナルがいいの? わかった。じゃ、うんこしてくる。この前はごめんね。アナルセックス中にうんこかまして」

「過ぎた日のことはすんだことだ。僕はもう気にしてないよ。さ、うんこをしてきなさい」

「あなた待っててね、一人でオナニーして抜いててないでね」

「僕を信じられないのかい? 武士は食わねど高楊枝ということわざを知らないのかい? 何なら便所まで付いて行くぜ」

「やだわ。恥ずかしいわ。たけしさんったら、もう! でも、どうしても私がうんこしてるとこが見たいって言うならしかたないわ。見たい?」

「見たい」


 アディオス~♪ アディオスー♪


「おい、何か聞こえないか?」

「何も聞こえないわよ、気のせいよ」


 アディオスー♪ アディオス~♪


「ほんとね。聞こえるわ。押入れからよ。開ける?」

「開けるなっ! かかわるなっ! 奴らには奴らの人生がある。俺たちには俺たちの人生がある。それぞれ別個に活動していればよい。下手にかかわると危険だ。危険なものには近づくな。たとい、危険なものの中にこそチャンスがあるにしてもだ」

「それはどうなのかな。男なら思い切って賭けに出てみるべきじゃないの?」

「どっち道物騒な世の中になったってこった」

「だからこそチャンスもころがってるんでしょ 」

 洋子はそういうと一思いに押入れの戸を開けた。

 

 アディオスー♪ アディオス~♪


 親父が歌っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ