恐怖体験Z
2ちゃんねるというサイトがある。生島たけしはアクセス規制された。
いわゆる巻き添えである。
つらかった。何も書く気がしなくなった。
ああ、倦怠感に、ツマサレテ、僕は最終列車、そういう詩歌が浮かんで、きた。意味はなかった。
その時だった! かわいい声が聞こえてきた。
「何がそんなにつらいの?」
バっと、天井から女子高生が落ちてきた。
ブスだった。デブだった。にきび面で、肩にふけが振り落ちていた。
その日から生島たけしと菅野洋子の悲しくもおかしい半同棲生活が始まった。
「あなた? ご飯にするセックスにする?」
「セックス」
「アナルセックスにする? 膣セックスにする?」
「アナルセックス」
「アナルにする? アナルがいいの? わかった。じゃ、うんこしてくる。この前はごめんね。アナルセックス中にうんこかまして」
「過ぎた日のことはすんだことだ。僕はもう気にしてないよ。さ、うんこをしてきなさい」
「あなた待っててね、一人でオナニーして抜いててないでね」
「僕を信じられないのかい? 武士は食わねど高楊枝ということわざを知らないのかい? 何なら便所まで付いて行くぜ」
「やだわ。恥ずかしいわ。たけしさんったら、もう! でも、どうしても私がうんこしてるとこが見たいって言うならしかたないわ。見たい?」
「見たい」
アディオス~♪ アディオスー♪
「おい、何か聞こえないか?」
「何も聞こえないわよ、気のせいよ」
アディオスー♪ アディオス~♪
「ほんとね。聞こえるわ。押入れからよ。開ける?」
「開けるなっ! かかわるなっ! 奴らには奴らの人生がある。俺たちには俺たちの人生がある。それぞれ別個に活動していればよい。下手にかかわると危険だ。危険なものには近づくな。たとい、危険なものの中にこそチャンスがあるにしてもだ」
「それはどうなのかな。男なら思い切って賭けに出てみるべきじゃないの?」
「どっち道物騒な世の中になったってこった」
「だからこそチャンスもころがってるんでしょ 」
洋子はそういうと一思いに押入れの戸を開けた。
アディオスー♪ アディオス~♪
親父が歌っていた。