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見習いヒーラーのりこの冒険  作者: ダークソード
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第1章、異変と就任

(翌日、りこと守護騎士が起きる数時間前)

ゴー「くっ、なんて、瘴気だ、本当に憤怒の祠で異常が起きているなんて」

「どうするよ、ミカエル、我々大天使であれば、再封印出来るぞ」

「(ここまで、異常が起きているという事は、憤怒のミノタウロスの復活が近い?でもなんで憤怒だけなんだ?)」

「おい、ミカエル、どうするんだ?」

「一旦、本部に戻ろう、今は調査だ、この事を隊長様に伝えてその後の対応への指示を仰ごう」

「・・・はぁー、仕方ないか」ビューン

ゴー「グゥゥゥ」

(その頃、リコと守護騎士は)

「ふはぁー、あ!おはようございます、守護騎士様」

「おう、おはよう、りこ、その様子だと寝れたようだな、さて、朝食を食べたら、モンスターシティ本部に行くぞ」

「はい、いただきます」

(一方、本部に戻ったミカエル達は)

シューン「隊長様」

「おう、どうだった?」

「激しい瘴気を観測、憤怒のミノタウロスの復活が近いかと」

「なるほど」

「後、何故、憤怒だけなのか」

「監視していた時他の罪はなぜか、活性化せずなぜか、憤怒だけが突如活動を再開した」

「な!そんな事が」

「それでどうしますか?我、ラファエル、ガブリエルであれば祠の再封印は可能です」

「ダメだ、危険過ぎる」

「しかし、このままでは」

「くっ、魔導、魔装兵は?」

「ダメだよ、最終調整中だから」

「くそ、大天使を危険にさらす訳には」と隊長が言ったその時ドーン「ビー、ビー、憤怒のミノタウロスの出現を感知」

「とうとう、出て来てしまったな、隊長様」

「うぅ、遅かったかぁ、やむを得ない、大天使、頼めるか、憤怒のミノタウロスの無力化及び再封印だ」

「了解」

(大天使達がミノタウロスの無力化に向かっている頃、りこ達は)

「守護騎士様」

「ん、疲れたか、りこ、まぁ、かなり歩いたからな、仕方ない、コール、れべる30、疾風馬」

シュルルル、ポーン「ヒヒヒーン」

「うわっ、馬?」

「あぁ、我の召喚獣の一体だ」

「すごい、さぁ、乗って、モンスターシティ本部へ、急ぐぞ」

「えっ?っ、はやすぎるよー」ビューン、ドドド

「うぅ、目がぁー、くるくる回っている」

「守護騎士様、お帰りなさいませ」

「あぁ、今日は、そこで目を回しているりこを本部に着任させようと思ってな」

「そうですか、ですが、今は・・・」

「構わん、通してやれ」

「た、隊長様、はっ、どうぞ、お通り下さい」

「悪いな、隊長様、お手数をおかけして」

「何、気にするな、旧友が困っているなら、助ける、当然のことさ、それより、あの少女はなんだ?」

「見習いヒーラーのりこだ、ステータスは全6だ」

「6?!そこそこ、良いヒーラーだな」

「まだ、戦闘に慣れてなくてな」

「まぁ、無理も無いさ、ヒーラーは本来、サポートがメインだからなぁ」

「うぅ、ん、ここは?」

「お、気が付いたか、りこ、着いたぞ、モンスターシティに、そして、この人が、本部長兼隊長様だ」

「初めまして、見習いヒーラーのりこです、あの、その、えーっと」

「焦らなくていい、ゆっくりしゃべりなさい」

「はい、すいません」

「まぁ、無理も無い、突然、本部のトップと話すだからなぁ」

「さて、就任はいいが、どこに所属したい?」

「えと、雪風隊長の所がいいです」

「精鋭部隊か」

「うーん」

「どうかした?隊長さん」

「おぉ、雪風、見回りか?」

「それもあるけど、気晴らしに買い物かな」

「そうか、あぁ、そうだ、実は、この子が、精鋭隊に入りたいそうだ、どうだろうか?」

「・・・何々、この子、めっちゃ可愛いい、いいよ、精鋭隊へようこそ」

「決まったようだな」

「あぁ、りこ、これを、我の守護笛だ、何かあったら、吹くと言い、我が、助けに行くから」

「行っちゃった・・・(この笛が、あれば、離れても守護騎士様は、そばにいてくれる、心強いお守りだよ、ありがとう、守護騎士様)」

「さてと、行こうか?りこちゃん」

「はい」

「それで、何が起こっているんだ?」

「憤怒のミノタウルスが復活した」 

「何だと!」


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