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見習いヒーラーのりこの冒険  作者: ダークソード
1/2

プロローグ

(とある夜、りこは、夢泡に包まれ夢を見ていた)

「ん、ここは?」

ドーン、ドーン、ドッカーン

「ん!あれって、私?!」

「グォォォ」

「何、あの魔獣?」

夢の会話

「りこ、注意しろ、あいつは、憤怒のミノタウロス」

「罪付の魔獣に会うなんて」

「すまない、お前の初陣からこんな危険な任務になってしまって」

「大丈夫です、雪風隊長や他の先輩の足手纏いならないように、全力でサポートします」

「グォォォォ」ビューン

「な!りこー!避けろー!」

「え?」どーん

バッ「ハァ、ハァ、ハァ」

「ん、おや、起きたのか、りこ」

パチパチ、コロン

「守護騎士様、ずっと焚火の見張りを?」

「まぁな、焚火もあるが、お前がモンスターシティ本部に着任するまで守るっていう任務もあるからな」

「ねぇ、守護騎士様、憤怒のミノタウロスっていう魔獣知っている?」

「罪獣だろ、そいつが、どうした?」

「さっきの夢に出て来た、雪風隊長の部隊と出撃していた、どうやら、私の初陣みたいだった、そして、私は・・・」

「そうか、まぁ、所詮は夢だ、精鋭隊のあいつ等がそんなへまを、するはずが無い」

「・・・・」

「怖い気持ちは分かるが、今は寝ておけ、見習いヒーラーなんだから、回復力6,属性術6、対魔法6なんだから、攻めて、10は欲しいぞ」

「・・・うん、そうだね、とにかく、おやすみ」

「(りこよ、予知夢でない事を願うよ我は)」


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