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空想の扉

作者: 星野☆明美

心は遊ぶ。

心の翼を広げてどこへだってゆける。

豊かな想像力が溢れ出し、空想の扉の向こうには無限回廊が続く。

それは決して当たり前のことではない。

時に、厳しい現実や毎日の些事に埋もれてゆくこともある。

年齢には関係なく、いつまでも持ち続けていられる人もいる。

私は小説を書いていたが、ある日、書けなくなった。現実に立ち向かうのに精一杯で、心に余剰がなくなった。

昔読んでいた本を取り出し、ページをめくると、以前とは違う視点でしか読めなくなっていた。

探せ!探せ!探せ!

なくしたものを取り戻せ!

鏡の中から年を重ねた自分がこっちを見ているけれど、見てみろよ!目、だけは変わらずあのときのままじゃないか!

目は心の窓っていうけれど、まだ、この目が活き活きしているうちはきっと大丈夫だよ。

赤いレンゲソウ、黄色い菜の花、青いスミレソウ、桃色スイートピー。

呪文のように口ずさむ。

これは現実という世界を相手取った冒険物語。

一人の少女が時間という有限のものに立ち向かうお話。

さあ、扉を開けて空想の世界へ行こう!

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