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龍の牙と龍の腕  作者: 干からびたナマコ
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撤退と異変

どうも読者の皆さん、干からびたナマコです。龍の牙と龍の腕第二十六話、投稿しました!

「はい、じゃあここ。龍牙!」

先生が俺を指名する。正直英語は苦手だが、当てられてしまっては仕方が 無い。

「えーっと…私は靴を……先生、テイクオフってなんて訳すれば良いんですか?」

「テイクオフだぞ?聞いたことはあるだろ。ほら、想像してみろ。」

テイクオフ…飛行機が飛ぶイメージ?でも靴だから………駄目だ。靴がロケット噴射で飛んでいくイメージしか出来ない。

「…………」

「脱ぐ、って意味だ。靴を脱ぐ。」

あー、そういうことか。靴が飛ぶのかと思った。

「間違えたところはちゃんと書いとけよー。」


そんな感じで、もみあげを黒に染めてる以外特徴無かったデヴィッド先生が…

「おい、何か失礼なこと考えてないか?」

「金ピカだー!?」

純金かな!?金メッキかな!?

「まあ確かに金ピカだが。他に言うことは無いのか?」

「あ、有難う御座います。」

「あの、デヴィッド様。」

会話に割り込む形で兵士のおっさんが先生に声をかけた。

「お知り合いですか?」

「いや、別に?」

アレェ!?おかしいなぁ!?人違いだったかなぁ!?

「…………ん?」

なんか先生がチラチラ見てくる…まさか、逃げろと?

「…………バイビー!」

「あ、待て!」

兵士が武器を構えるが時すでにお寿司。などと下らない駄洒落を考えながら、城を後にするのだった…。


「と、思ったら。」

逃げる方向間違えた。何処だここ?

「戻ったら面倒くさいことになるし…どうしよ。」

取り敢えず変身は解いたし、小さいけど村っぽいから人はいるでしょ。ここ何処か聞かなきゃ。

「サージ、サーージィ。」

お、女性発見!…サージ、って何だろ?人名かな?迷子探してるのかも。

「あのー、すみませーん。」

迷子探し手伝ってからでも遅くはないだろ。まずはこの人の手伝いを…

「サァーー、ジィーーーー…」

ん?

「サァアージィィ、サァァァァジィィィ!」

…紫の肌、普通より迫り出した眼球、口から垂れる青色の唾液。

「うーん、どう考えても…」

ゾンビじゃん!

「サァーージィィ」

わーこっち向かって来るー。…いかんいかん!怖さのあまり思考が停止しかけていた!

「サーージィ、サーージィィ !」

同じ言葉を繰り返しながらゾンビが肩を掴む。俺は咄嗟に、

「あーーー!」

と叫びながら変身し、

「わーーー!」

と叫びながら殴り倒し、

「なーーー!」

と叫びながら投げ飛ばすと、ゾンビは動かなくなった。

「あー、疲れたー。」

主に精神的に。

「何でゾンビなんか…もしかして、全員ゾンビ?」

じゃあ俺ここ居たくないわ。死ぬ。精神的に。

「…でも、生存者とか居ちゃったり?」

…行くか、確認しに。


「居ねぇじゃねぇかーーーーー!」

全員ゾンビだった!全員投げ飛ばしたから大丈夫だけど!

「はあ。一応手洗っとこ。」

水道の蛇口を捻ると、青色の液体が出てきた…

「いや、原因これだろ!?」

「そうですわ。」

あ、嫌な声が。

「お久しぶりですね。龍牙さん。また会えて嬉しいですわ。」

「お疲れっしたー!」

あれとはなるべく一緒に居たくない!逃げる!

「『フレッシェ・デュ・サン』!」

ラヴが放った矢を足に受け盛大に転ぶ。終わった。もう駄目だ。

「逃げるなんて酷いですわ。私の部下を一人殺しておいて。」

「襲ってきたのはお前らだろ!」

どうでもいいけどこいつの部下って蜘蛛野郎かな?魚雷ロボかな?

「ていうか、お前らは俺をどうしたいんだよ!」

「アイラ様に服従していただければよろしいのですけど。」

嫌な予感しかしない。だって世界滅ぼすって言われてるし。

「丁重にお断りさせていただきます。」

「丁寧に言っても無駄ですわよ。『カーリン』!」

ラヴの詠唱と共にラヴの腕が黒い何かで覆われる。それは巨大な腕を形作っていた。

「観念してくださいまし!」

「嫌なこった!」

足は痛むけど、逃げるしかねぇ!

「逃がしませんわ、『フレッシェ・デュ・サン』!」

ラヴの放つ矢が背中に突き刺さる。こっちが横に回避するのを読んで横一文字に放たれたようだ。

「ぐ…!?力が…」

何だこれ、血を抜かれてるのか!?

「チェックメイト、二回目ですわね。」

ラヴが大きな腕を振りかぶる。でも、

「ぬぉぉぉぉぉぉ!」

ヤケクソで脚に力を込めて地面を蹴って跳ぶ。方向も何もかも定まってないが、俺の身体はホームランのように何処かに飛んでいった。

「そんなもので逃げ切れると思いまして?直ぐに………」

ラヴは何故か追ってこない。チャンスだ、このまま跳ね続ければ逃げ切れる!

「…今回は見逃してあげますわ。ゾンビを作るので疲れましたの。」

ラヴはそう言い残し、逆方向に歩いていった。

今回だけで村一個潰しちゃいました(汗)。実は本来今回で出そうと思っていた龍牙の能力がありましたが、また別の機会に出すことにしました。と言っても近いうちに出ると思いますけどね。龍の牙と龍の腕第二十六話、読んでいただき有難う御座いました!

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