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7-2 雑記2

プロフェッショナルに会いたい


 さて、先ほど少しだけ話をしましたが、テーブルトークRPG競技を行うプロフェッショナルという人を私は知りません。

 その理由は、プロフェッショナルを認定する人たちが居ないからです。どのぐらいの技量があればプロと認められるのか。その査定方法は何か。査定に伴う経費はあるのか。査定するのが組織ならばその運営はどのように行うのか。

 さらにプロになった以上、お金を稼ぐことが出来なくてはいけません。1回あたりのセッション、あるいは1日あたりの費用を適正な価格で収入として貰えなければプロとは言えないですよね。

 まぁ、とにもかくにもプロフェッショナルを生み出すには時間もお金も掛かるって言う訳なんですよ。誰がその時間とお金を出すのか。非常に難しい課題です。


 ですが、テーブルトークRPGを作るプロフェッショナルは沢山居ます。いわゆるゲームメーカーの方々です。

 この二つはイコールでは無いのか? と思われる方も居るでしょう。でも違います。メーカーの方々は長くゲームに関わっていますし、この方々と一緒にセッションをすればそれはとても楽しいでしょう。

 また、様々なイベントを行ったり、イベントにゲストとして出席したりもします。


 ただ悲しいかな。やはりそこはメーカーと言う組織に縛られています。個人的な会合ならともかく公式の場所では自社メーカーのシステムで遊ぶことを強く推奨されることでしょう。私の理想とするプロフェッショナルは、得意不得意はあれどメーカーに左右されてほしくはありません。

 もちろんその人物がメーカーに呼ばれて仕事をする場合、そのメーカーの作品を使用することは当然の成り行きです。


 私個人の意見になりますが、こう言った制度があると、一つの指針が出来ますから判りやすい目標となるのでは無いかと思っています。

 「テーブルトークRPG協会認定のプロフェッショナル」という肩書きがあったとして、それがあれば自身の実力を他者に判りやすく示すことが出来ますから。




 さて、長々書いてきましたが、 競技をするに当たってプロフェッショナルは必要ありません。経験の少ないプロフェッショナルより熟達したアマチュアの方が面白かったりするのは良くあることです。

 結局は楽しめることが一番ですし、競技に対する考え方が大きく違うと上手くいかないこともよくあります。

 ただ、私がプロフェッショナルに対して微妙にこだわっているのはテーブルトークRPGの性質に関わってきます。競技をするに必要なものを考えてみてください。


1.マスター

2.プレイヤー

3.システム

4.シナリオ

5.競技場所

6.競技時間


 ざっと列記しましたが、これらの全てが揃わないと競技が出来ないんですよ。

 参加者の予定を調整し、それに会わせて会場を確保、システムを読んで内容を理解し、さらにマスターはシナリオを準備する。

 これってなかなか大変なんですよね。だから参加者はある一定レベル以上のものを要求したくなる。

 その一定レベルに達しているかどうか。それを紹介する基準があっても良いんじゃ無いかなぁ。個人的に自分のことを紹介することは出来るけれど、どうしても主観が混じってしまって良い点数をつけがちになりますよね。

 そういう時に冷静な第三者機関の発行した目安があるとありがたいなんて思います。



 まぁ、思うだけで自分で何かしたりするつもりが無いところが、弱々なんだな。


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