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Genius Girls  作者: ランナーライバー
第一章
1/1

戦地に現れし女

処女作なので至らない点も多くあると思いますが大目に見ていただけると幸いです。

何話で終わらせるか決めていませんが練習として短編をだしました。

ここはとある戦場、男は荒い息を殺しつつ石陰に隠れて困惑していた...


「なんなんだよ!あいつ!!」


男の目に映っているのは転がっている仲間達の死体とその奥に1人の人影。

男が困惑しているのはその強さだけでなく容姿に対してもだった。

大きな瞳に整った顔そして、小ぶりではあるが膨らんだ胸。

つまり、そこには可愛らしい女が立っていた。


「くそっ、女なんかに殺られてたまるもんか!」


すると突如血と火薬の匂いを漂わす冷たい風が吹いた。

男は反射的に目を閉じてしまった。

目を開けるとそこには女の姿が無かった。


「!!」


男が女の姿を視認出来なくなった直後に背後でカチャという乾いた金属音が響いた。


「武器庫はどこ?あっ、抵抗したら撃ちますよ」


そこには華奢だが引き締まった身体の少女が「SW1911」を男の後頭部に押し付けていた。

男は戦慄した。

"いつの間に俺の後ろに来た?これからどうする?場所を教えて命乞いでもするか?"

男の頭の中は混乱してしまっていた。

だが、女の一声で全て払拭された。


「教えてくれたら殺したりしないから教えてくれない?」


"なに!?教えれば俺は死なないですむのか!?だが、兵士として仕事をしていかなければ生きていけない!ならいっそのことここで死んだ方が楽なのか?どうする俺!どうする!"


「お前に..教えることなんて無い!....早く殺せ」

「お兄さん震えてるよー、無理しすぎだって」

「クッ...」


男は身体も声も死の恐怖に震えていた。

そして、ついに男は折れた。


「ここから南西に進めばある」

「OK!お兄さんありがとう!じゃあねー」


その場にへたりこむ男を置き、歩き始める女。

だが男はその女に銃口を向けた。

"今ならいける!今なら!"

と、引き金を引こうとすると銃声が響く。


「ア、アアアアァァァァァァァァ!!!!」

「抵抗したら撃つって言ったじゃん」


女は後ろを見ずに銃口だけを男に向けていた。

そして男は肩口を押さえながら叫んでいた。


「場所教えてくれたから殺しはしないけどお仕置きだよっ」


女は可愛らしい声で言った。

そして、日が傾き始めた森を進んでいく。

この女の名前、もとい偽名ではあるが"カナ"という。

そしてカナはトゥルルルというコール音を鳴らす。


「そっちはどう?アリサ」

「異常はないわ、カナは...大丈夫そうね」

「当然!」

「無理しすぎないでね」

「大丈夫大丈夫!それじゃ合流地点で落ち合おう」

「了解!」


そして、カナはアリサと合流するため歩き出す。

今回は偵察と情報収集そして、宣戦布告をするための作戦だった。

カナが敵を引き付けアリサが施設に侵入しセキュリティや兵士の配置の情報収集という作戦だ。

敵組織はテロ活動が目立つ組織だったため、カナとアリサの所属するWST(world save team)という組織が捕虜の奪取そして壊滅させるために行動している。

WSTはたびたびこのような依頼を秘密裏に受けている。


「お待たせアリサ!」

「お疲れ様!カナ」

「じゃあ、帰りますかー」

「そうだね、早く帰って情報を元に作戦を立てないと!」


こうして2人は帰路に着く...

Sw1911

品質の良い自動拳銃であり使いやすい、M1911のコピーモデル。

自動拳銃とは発砲時のエネルギーを利用し、自動的に次弾を装填するするというもの。


WSTという組織名はカナが考えたものであるが組織内ではダサいと話題になっている。


読んで頂きありがとうございました!

このような誰でも書けるような作品ですがよろしくお願いします!

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