表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

豪商と、



あるところに、巷で名の知れた豪商の一家が住んでおりました。

その一家は、珍しいものを売っておりました。

高価な薬草。色鮮やかな絹。美しい(ぎょく)


玉とは、古代から東洋。主に中国で金よりも価値のあるものとされた宝石。

ヒスイを指す言葉でございます。


この豪商の一族は、入手が困難で、希少価値の高いものばかりを好んで仕入れていたそうです。

世に五万といる商人たちが、喉から手が出るほど欲しがるものばかりを。


そんな豪商一家は、ある秘密を抱えておりました。

どうやって仕入れているだとか、そんなちんけなモノではございません。

彼らの出生にまつわる、重く、暗い秘密でございます。


―さて、前置きはこの辺で。

これより皆様にお目にかかりまするは、昔々、そのまた昔。

今よりずーっと昔のお話です。

今ではめっきり薄れた神や妖。非科学的だと、現実味がないと笑われる、それらの魑魅魍魎が、ずっとずっと身近だった―。そしてごく自然に、存在していた時代のお話。

そんな時代の、とある男女の、数奇な運命をたどった物語でございます。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ