S-1
1週間が経ち、
その日がやってきた。
「さて、公開試合だが、調子はどうだい?」
「少しだけいいっすよ」
学園長がそう言ってきたから俺はそう返した。
「どんな奴連れてきたんすか」
「それは戦ってからの楽しみだよ」
「そうっすか。」
「それに、君は1週間前とは雰囲気が変わっている。何かしたのかな?」
「あんたに話すようなことでは無いさ」
「そうかい。さぁ、そろそろ始まる。いってきな」
俺はその舞台に立つ。
でかい戦場。
それを囲む観客席、人が沢山いた。
そうだな。これはS-1とE-1の戦いだ。
もしかしたらS-1が1人落ちるかもしれない。
人が沢山いるのは普通か。
俺は相手を見る。
風貌がまるで違った。
俺は冷静だった。
「E-1の落ちこぼれくんがこの俺に勝てるとでも思ってるのかな??」
「さぁな??それは戦わないとわからないぞ?」
『これより試合を始める。相手を場外にやるか気絶させれば勝ちだ。最悪の場合、殺しも許可されている』
あの学園長殺しを許可したのか。
相手はs-1だぞ。こりゃ普通に殺しにくるな。
まぁ、俺は鍛錬をした。
それこそ、先生とは互角に渡り合える程だ。
俺たちは所定の位置に着く。
「さーて少し本気出してわからせるかぁ。」
相手のやつはそう言って拳をポキポキ鳴らす。
ピストルの音が鳴り響く。
俺は相手を様子見していた。
気がつけば俺の目の前にそいつが居た。
俺はその攻撃を条件反射で避けた。
「っぶねぇ!!!」
「これを避けるんだ。だけどもう遅いかな」
俺は蹴り飛ばされていた。
速い。流石S-1だ。
受身を取る。
頭を蹴られた。
頭から血が少し流れる。
だけども、気にしない。
俺は、もうやってもいいんだよな。
「S-1さんよ、かかって来な。」
「言われずともボコボコにしてやるよ」
戦いは再び始まるのであった。




