表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
邪神撲滅戦記  作者: アヌア
第1章 学園で
18/29

阻む者

俺達は都心まで来た。

人は少しだけいた。

おそらくこれだけ人がいるなら仮面を外しているだろう。


「A-1の奴らの顔を全部覚えているぞ」


仁がそう言った。


「まじか。頼もしいな。」


「仁クン未来視なら未来見ればいいんじゃないの?」


「すまないが俺の未来視は戦闘特化型だから数秒先の未来しか見えないんだ」


「ぁぁ、なるほどね」


「とりあえず仁を中心に探すぞ。」


その瞬間俺はそいつを見逃さなかった。


「おい、あの路地裏に駆け込んだ奴が居るぞ」


「奇遇だね、僕もそれを見て怪しんでいたんだ。」


「なかなかやるな、お前たち。俺もなんだ」


俺達はその路地裏に行った。









奥に着くとそこには仮面を付けてフードを被っている奴がいた。


「お前が、【解除】を譲渡された奴だな?」


そう聞くとそいつは


「さぁな?」


と言った。

すると、奥の方からズラズラと仮面をつけてフードを被ってるヤツらがたくさん出てきた。

そしてその前に出ていた奴はその奴らの中に入っていった。


「ッチ。厄介だな。」


「狂人クン、ここは僕に任せて」


「いいのか?」


「封印が解かれる方が面倒くさいことになるからね。」


「仁、行くぞ」


「ああ、わかった」


俺達は壁を登って行った。


「ソン、これ」


俺はソンにそれを投げる。


「これは?」


「連絡手段だ。メールアプリの1番上が俺だ。何かあったらそれに連絡してくれ」


「ぁあ、わかった」


これくらいは簡単に作れるくらいになっていた。


「ソン、ありがとうな」


「いいよ」


そして俺達はその解除を譲渡されているであろう奴を追った。









「アイツ、元の能力なんなんだよ。速過ぎないか」


「狂人、俺そんなに速く走れないんだが。」


「ぁあ?!めんどくせぇな!!乗れ!!」


俺はおんぶする体制になった。


「ぁあ、すまない。」


俺は仁をおんぶしてフルアクセルでそいつを追うのであった。








「おい…そろそろ限界なんじゃないのか。」


俺はそいつを行き止まりまで追い詰めた。


「お前、どこまで追ってくるんだよ…」


「お前を消し去りに来た。」


「ハッ…」


携帯が鳴る。


「なんだ…?」


メールを見る。俺はそれを見て愕然とした。


「どうやら…やっと気づいたみたいだな。」


俺はそいつに触れて能力を使った。


そいつを消し去った。


「まずい!!!早く乗れ!!」


「なんだ?」


「コイツはターゲットじゃない!!」


「なんだと?!」


「早く!!」


俺は仁を持ち上げて。

その場所に向かうのであった。



「ハァ…ハァ…」


「狂人」


「なんだ?」


「お前、名前は?」


「狂人って呼んでくれればいい」


「そうか。」


俺はその場所に向かう。


爆発音が聞こえる。


衝撃波を感じる。


「まずい!!」


俺はスピードをあげる。


このままだと。





そこに着くと


「狂人クン!!!!」


「ソン!!」


俺はソンの目の前にいた敵を殴り飛ばす。


「邪魔がッ!!!多い!!!」


「仁!加勢しろ!」


「ぁあ、わかってる」


俺達はそいつらを薙ぎ倒した。


「ソン!解除の奴は!」


「あそこだ!!」


そこを見ると空に手を伸ばして何かを放っている奴がいた。


俺はそいつ目掛けて炎の矢を放つ。



よし、これで…!!



「ダメじゃないか。邪魔をするだなんて」


その瞬間、その炎の矢は弾き飛ばされていた。


バキバキ


そんな音が聞こえた。


隣いたはずのソンは吹き飛ばされていた。

その代わりに、そのフードと仮面を付けて、その服から見て取れる筋肉質の奴がそこにはいた。


「ッ?!!!」


俺はその攻撃を危機一髪で防いだが吹き飛ばされる。

俺はまた炎の矢を何かを放っているやつに放つ。


「だーかーらー。ダメって言ってるだろ!!」


そいつはその炎の矢を掴んで俺に向かって投げてきた。


俺はそれに手を向けて能力を使う。


すると、その炎の矢は消えた


「お前、何をした?」


「消しただけだ。」


「その能力…」


その瞬間ソンがそいつの顔に蹴りを入れて吹き飛ばした。

ソンはその吹き飛ばしたそいつにエネルギーの球を無数に放つ。


「今!!!」


俺が炎の矢を何かを放っているやつに放とうと構えると、


ソンの吹き飛ばしたはずの筋肉ダルマがそのエネルギーの球を腕で弾き飛ばしながらものすごいスピードで来ていた。


「ダメだって。言ってるだろ?」


「今だ!!仁!!!」


仁はその何かを放っている奴に触れた。


そうだ。仁の能力は【過去に戻す】

それならば、仁の能力を使っている譲渡される前に戻せばいい。


「あいつ!!!二階堂の息子!!!!」


「行かせねぇよ!!!」


俺は渾身の一撃をそいつに叩き込んだ。


「ッ!!少しは効いたぞ」


「ハッ。筋肉ダルマが。ソン。今だ」


「あ?」


ソンはデカイエネルギーの球を手に持っていた。



俺はその、筋肉ダルマに触れて能力を使う。


「ッ!!!動けない!!!」


「しばらく動けねーだろーな!!!」


「喰らえ!!!!!」


ソンはそれを放ち、その筋肉ダルマ遥か彼方まで吹き飛ばされていった。


空に黒く球体の形をした何かがあった。


「まずい!!仁!!早く戻せ!!」


「ぁあ!!?今やってるよ!!!」


「どけ!仁!!」


俺はその何かを放っている奴に近づいて吹き飛ばす。


「ッ!」


吹き飛ばされてもなお、そいつは何かを放つのを辞めていなかった。


俺はそいつに近づいて能力を使った。

そうだ、俺はそいつを消し去った。


急いで空を見上げる。黒い球体の形をした何かは無くなっていた。


「ぁあ…」


「やったのか?」


「そうみたい?だね」


「はぁ……」


邪神の封印は何とか解かれずに済んだみたいだ。


これから、平穏に過ごせるんだな。


「よくやったね、狂人クン。」


朝日が差し込んできていた。


「綺麗だな。」


「そうだね。狂人クン」


「仁、協力してくれてあり」


「お前ら伏せろ!!!!!!!」
















その瞬間、爆発音が辺りに響く。

空は黒く覆われた。





「久しぶりの空気は美味しいものだ。それにしても、相変わらず平和ボケしてしまっているな。人と言うのは。あぁ、俺もかつては人だったか。やはり、世界は変えるべき物だな」




そこに居たのは、人の形をしている何かだった。だが、全身が黒く、顔の形はあるが目がなかったり、髪の毛が生えていない。細身だった。

とにかく黒い何かが立っていた。

辺りは瓦礫だらけだった。

そいつは地に足をつけて、仁の所に向かった。

仁の首を掴み、


「おい、起きろ、二階堂の出来損ないの餓鬼」


「ァァ…だから、俺は……嫌だったんだ…アンタが…」


「この期に及んでそんな事を言えるんだな、お前は。その覚悟だけは認めてやる。」


動けない…まずい…仁が…


「死ぬ覚悟は出来ているな?裏切り者」


「そんなの親父の子になった時からで」


バシュ


仁の腹にはその黒い腕が貫通されていた。


そしてそいつは仁を八つ裂きにして投げ捨てた。


俺は何とか立ち上がった。

そして俺はそいつを目で捉える。



「あの爆発を耐えられる者が居るとはな。」



気がつけば俺は蹴り飛ばされていた。


今まで出会った奴らの蹴りの重さとは比にならなかった。


血を吐く。


「狂人クン!」


「ソン?!」


俺はソンにキャッチされた。

反動で少し吹っ飛ばされていたが何とか止まれた。


「狂人クン。」


「ぁあ。」


「あれって」


「そうだな。あれは、《邪神》だ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ