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足跡を落とす

作者: strand

「都会では雪は降らない」とは誰しもが年を越す前に感じることである。北国の積雪のニュースを見てまで私達は明日雪は降るのだろうかと胸に期待を寄せるだろう。では今はどうだろうか?


今足元に雪があるとしよう。

君は2m、または3mの雪の上でただ立っている。君は足跡をつけたくて前に一歩進もうとするだろうが、そこに残るのは足跡だろうか、それても足全体が埋まってしまうほどフワフワした羊毛にでも体が沈むだろうか。

これだけだとつまらないから重量も考えてみよう。右手にカレーの材料が入った袋を持って、左手には一枚の十円玉でいい、この状態で前に進むとどうなるか、ただ足跡を付けたとしてもうまくいかないように思える。体の重心が後ろにあり、本当にただ、足跡を付けるて沈んでしまう。

どうすれば足跡を付けることができるか?闇雲に走ってみるのを推奨する。つまり、足跡なんか関係なく前に進めばいいのだ。止まらないことで沈まず、地面を蹴り前進する。速く走れば走るほど、どんどん足跡はついてくことにやがて興味を得ることだろうがそこは無視をするべきであろうな。どうせ明日には新しい道が降ってくるからだ。


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