1/1

プロット、登場人物のみ先行公開

ミリオタの主人公は、突然、神の気まぐれによって救世主に選ばれた。

過去の日本に戻って、太平洋戦争で日本を勝たせろ、という無理難題。与えられるチート能力は戦況が悪化すれば悪化するほどに強力なものになるという。

長時間の会議を経て、主人公は1945年8月1日に転生することになった。与えられたチート能力は「無限生成/分解能力」。無機物を全て原子レベルで分解し、再構築することができる能力だ。

しかも、複雑な構造等は考えなくても、性能と動く姿をイメージするだけで自動的に生成することができる。

ただし、分解、生成ができるのは目視できる範囲だけ、更に有機物（生き物や食べ物）は生成できず、本人自体は不老不死になるわけでも何でもない。

主人公はまず皇居に乗り込んで強引に昭和天皇と面会すると。政府関係者を脅迫して各地の軍関係者、司令部に勅命を連発する。

1.特攻機を含めた全航空機の出撃禁止

2.広島市、長崎市からの軍民関係者の強制疎開

3.ソ連を仲介する対米和平交渉の打ち切り

4.関東軍の臨戦態勢強化と、大連経由での民間人の強制帰国