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「パラボラパンデミック」  作者: ののむらハル
第二章 救出編
16/21

第十六話「潜入」





同時刻のこと…ーーー






日本の上空にヘリが一機…






「よし!お前らあと3分で現場へ到着する!作戦に変わりはない!ヤツらは電波に近づく、無線は使うな!銃にはサイレンサーを装備しろ!」




「なぁ、かそうばって何だ?」

黒人が尋ねる


「死体を焼くとこだ。」

軍用のヘルメットを深く被った白人は静かに答えた


「日本人は死体を焼くのかい?!はは!意外に残酷なことするんだな!」




「あたしゃ合理的なやり方だと思うけどね」

黒髪の女が言う


「感染症は熱に弱い、焼いたほうが早いでしょ?」



「わぁお!クロエ姉さま怖えぇ!!」





「お前ら聞け!俺たちの任務はターゲットの確保、保護だ!いいな!?」

ガタイのいい男性は言う


「イエッサー!キャプテン!」





「おい!ジェイ!あんまりお喋りするなよ!」



「りょうかい~!キャプテン~!」



「でも、もし誰かがエイリアンに殺られそうになっていたら、どうすんだ?なぁレクト?」

ジェイは先ほどの白人に尋ねる


「任務が優先だ。」

レクトは静かに答えた



「日本人がいようが!子供がいようが!あたしらの任務はターゲット確保!わかった?ジェイ?」



「はいはい~…」





ヘリは火葬場の上空でホバリングする







「よし!合図を待て!」





……



「今だ!行け!」





4人はロープを使い下降する




「よっと!」

降りると同時にジェイは銃を構え

周囲を確認する



「…よし、クリア」



「こっちもクリア」




「作業に取り掛かれ!」


クロエは小型レーザーで扉に穴を開け、

レクトはノートパソコンを立ち上げる


「ジェイ周囲を見張ってくれ、ネットに繋ぐ。」



「はいよ」




レクトはパソコンを立ち上げたと同時に

蚊が数匹入ったシャーレを取り出す




「レクト穴、空いたよ」




「わかった、マイクロドローンたち行け。」

レクトはそう言うと蚊を穴の中へ放つ




パソコンに火葬場の見取り図が

徐々に映し出される




「キャプテン!2時の方向からエイリアン2体!

近づいてくる!」


「レクト!データ回収はまだか⁉︎」



「あと2分43秒はかかる。」



「エイリアンとの接触まで200m!」





「くそ!ジェイ!撃ち殺せ!」







バシュッ!!







「敵を殺った、クリア……、いや4時の方向から数体!」




「6時の方向からも数体来てる!レクトまだか⁉︎」




「あと10秒…。」



「5秒…。」



「完了。」




「よし!ジャビング装置を起動しろ!」



レクトは素早くキーを押す




「装置起動。」




エイリアンの動きが止まる




「…よし、ジェイはこのまま見張れ」


「イエッサー」




「レクト、データの解説を頼む」



「生命反応は2つ、2階の控え室。」


「2つ?」


「きっと一つは付き人かなんかだろう」



「で?あたしらはどうやって目的地に行ったらいいの?」



「ここから階段を降りて一番奥の部屋まで行く。」



「だが…」




「だが?」




「途中、事務室がある。」

「事務室にはパソコンや電子機器がある。」




「このまま突破したらターゲットを危険に合わせる可能性があるな…」




キャプテンは銃を構え話す


「よし!俺とクロエは電力室へ、建物の電源をオフにする!レクトとジェイはターゲットに向かえ!レクト!電力室までの道を教えろ!」


「制御室は1階、階段を降りて左、突き当たりの部屋だ。」



「わかった!ジェイとレクトは事務室手前で待機、電源がオフになったら控え室まで行きターゲットを確保しろ!いいな⁉︎」




「イエッサー!」







「これから潜入する…」



クロエは開けた穴から内鍵を開ける




「3、2、1………

…GO!!」






4人は周辺を確認しながら室内へ



「日本の建物って狭いな〜、頭ぶつけちまうぜ」


「黙りなジェイ」


「はーい…クロエお姉様〜」




4人は2階の階段へ



キャプテンはジェスチャーでジェイとレクトに指示を送る




2人は2階の扉へ入り

他は階段を降りる




「待て…、なんか音がしたぞ…」


「……人の足音です、ヤツらじゃありません」



「ああ、だが油断するな」


「イエッサー」





徐々に靴音が大きくなる



「近づいて来る…!!」









タッタッタッ………!





2人はライトをつけたと同時に銃を構える










*つづく*

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