11、取り敢えず……
ん~、と……、ね。まあ…取り敢えず……、その…、今の状況の…ね?説明を?愚痴を聞いて欲しい……。
先ず、アカギは飽きてヤマトに髪を整えて貰ってるのは、良いんだよ?大体、何時もの事だから…。
でもね……?問題はアスラとリリア……なんだよね。
二人共、何故か…何故かね?敵を使って棒倒し的な?何処の敵を倒したら多く崩れるか何て事をしたり、敵を使って錬金術や料理をしたら…どうなるか?何て言って試し始めたり。結果は…まぁ、ご想像にお任せしますって事で……。
ブツブツ呟きながら虚ろな目で、敵を倒している梓にレンが声を掛けた。
「梓、そろそろ現実逃避を止めてくれ」
レンの顔には、その気持ちは分かるがっと言っている様に見える。
「あ~、うん。ーーーそれにしても……、何だかんだ、で…。着いたね、最後の部屋……。」
「ああ。やっと……な」
梓とレンは疲れ果てた様だったが、他の皆はまだ元気そうだ。
「イヤイヤ!?梓もレンも!何、自分達は遊んでない、ちゃんと『普通に』敵を倒してた。みたいな感じ出してるの!?」
梓とレンの自分達はちゃんとしてました感にアスラがツッコむ。
「え~?アスラ、何を言ってんの?私は、ただゴーレムを作れるか試してただけ…だよ?」
「そうだぞ。俺はそれを手伝っていただけ、だ」
二人は、ほらね?変な事はしてないでしょ?っと顔で訴える。
そんな二人に、他の皆はイヤイヤ!?自分達と同じ!だから!?と声を揃えて叫ぶ。
「ーーーさ!気お取り直して……、ーーーはい!最後の部屋に来ました!」
梓は無理矢理話を逸らす為に、最後の部屋にたどり着いた事をテンションを上げて言ってみた。それにはレンも他の皆も深い溜息を吐く。
しかし、話しが進まないので取り敢えず……、レンが代表して話しだす。
「そうだな。だから、遊んでないでさっさと敵を倒してしまおう」
レンの言葉に、皆はうん、うん。と何事も無かった様な顔をしてシッレと頷く。
「あ~、うん。じゃあ、そー言う事で…。スタート!」
梓の言葉を合図に皆が駆け出し、すっごい速さで敵を倒して行く。
◇◇◇◇◇
梓達は先程までのふざけた雰囲気は無くなり、十分足らずで終わった。
「ーーーイヤ〜……。マジメにやったら…速かったね〜」
あれだけぎゅうぎゅに積み上がってた敵が……、綺麗に居なくなったな~。
まあ…、敵が弱くて動かないし、攻撃なんてしてこなかったもんな……。そんな敵に皆が手こずらない、よな~。でも、つまらなそうに倒してたけど。
で、キレイになった部屋だけど……。多分……、この透明な緑色の台で何かすれば、異世界に行けるんだろうけど………。
その前に、ポイントを使ってスキルを習得しておかないと……。そう言えば……、あの空間に飛ばされて…、私のポイントが少なくって笑ってた、学校の人達……次に会ったら……。
「ーーー梓?何か碌でも無い事を考えてるだろ………?」
梓の様子を見ていたレンが声を掛ける。
満面の笑みを浮かべて梓は、
「ん〜?大した事じゃないよ。同じクラスだった人とか……、此処に来る前…私のポイントを馬鹿にして笑った人達に、な〜んか…いい感じのお呪いを?」
最後にニッカっと自分は良いことをしてます!感を出しながら、言い切る。
「………止めてやれ、それならまだ…リリアの練習体の方が、多分マシだ」
梓の言葉を否定し、自分の提案がいいと薦めるレン。
暫し見つめ合う梓とレンを見ていた、アスラがツッコむ。
「イヤ!!両方共、ある意味ダメっしょ!?」
「アスラ?私の練習体になってくれるの?」
「何で!?無理だから!?」
アスラのツッコミを聞きリリアが、少し怒った様子でアスラを練習体にする宣言をして、絡みに行く。
「アスラ………君の犠牲は、忘れないよ………。
ーーーさ、巫山戯るのは止めて。
真面目にしようか?」
「ああ。そうだな……。」
梓とレンがクッルっとアスラ達から背を向ける。
そして、真剣な顔をしてどのスキルを習得するか、それとも魔力や体力等にポイントを振るかを考え出した。
「ーーースキル一覧……スクロールだけだと思ったら……、スライドも…」
今までスクロールさせて選んでいたら、ちょっと操作を間違えたっと思っていたら、他にもページがあったようだ。
え〜……。何度もスクロールさせて、此処から選ばないとって思ってたのに。まぁ~……、取り敢えず見てみようかな。
次のページの乗ってるスキルは………、そんなに数は…無い?でも、何これ……。
「ねー……、レン?コレって必要だと思う?」
梓がコレと指で指しながらレンに言うと、その声を聞いた他の皆も気付き梓が指で指してる所を見る。
そこには『異世界語翻訳』『異世界言語』が一万ポイント、『魔力の素』『魔力回路』『各魔法の基礎』『各魔法の適性』『各魔法の素質』がどれも十万ポイントだった。
「コレは……、何と言うか………」
レンの顔が酸っぱい物を食べた様な顔をする。
あ~…、やっぱりレンも何とも言えない顔したな~。うん……。
それにしても『異世界語翻訳』と『異世界言語』はまだ分かるけど…。その後の『魔力の素』『魔力回路』『各魔法の基礎』『各魔法の適性』『各魔法の素質』って何?いや確かに転生?逆行した地球に、一応は魔法もスキルとか無いよ?
あっ!実は幽霊とか魔法がありました!?とかだったら、分からないけどさ。でも、私は知らないから無いって事で!
ん…。どうしようかな……、十万ポイント…か~、他のが大体十~百ポイントなんだよね……。
「ん〜?俺は良く分かんないけど……、コレ全部取った方が良いと思う」
「アスラがそう感じたなら……、ーーーうん。全部取ろう」
アスラの言葉を聞いて梓達は、さっさと今で見ていたスキルを習得する。
「アスラちなみに……、こっちの『勇者スキルセット』『聖女スキルセット』『大賢者スキルセット』は?」
「!?絶ーーーーっ対、に!!ダッメーー!?」
凄く拒絶するアスラに、梓達はコレは地雷か………と思った。
アスラって戦闘に関わる直感と言うか……、危機感?みたいなのが鋭い、からなー……。前のは異世界に行ったら必要で、後の〜スキルセットは……持ってると戦闘の邪魔になるか、思いっきり戦闘が出来ないとか……なんだろうな…。
でも……この〜スキルセットって、最初にポイントが高い人達は、選んでそう……。それで、そのまま異世界に行ってるんだろうな。まともに異世界で生活出来るのかな?
あ~、忘れてた!低い人達も…此処に来た人達は、〜スキルセット取ってるかも……。だって、このスキルセットって……ゲームとかで言うジョブみたいに、最初に見た時…感じたから……。
アスラや皆が居て良かった……。誰かに聞くだけで、最初に感じた感覚が無くなったから……な〜。
「ーーー皆が居てくれて良かったよ。ありがとう、皆」
レン達に梓がしみじみと言うと、レン達は照れて顔が少し赤くなり、アスラとアカギはドヤ顔で胸を張る。
お久しぶりです。
お読みいただきありがとうございます。
このを話しが、今ちょっと行き詰まってて…、どこかって言うと。国とか街の名前が思い付かない!!!んですーーー………。書く前に決めとけって話なんですが……。
なので…、名前を決めてから、また書きたいと思います。
ハァ〜………。皆さんは国とか街の名前ってどうやって決めてるのかな……。
返信とかは出来ないと思いますが、感想等が貰えると嬉しいです。




