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キリスト教について  作者: キリスト者のたまご
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死の天使

死をつかさどる天使について紹介していく。活字に関わる天使も。

ミカエル*1を筆頭として死の天使はガブリエル*2、アズラエル*3、サマエル*4、サラカエル*5、マラク・ターウース*6、サタン*7等がのきを連ねる。

その後に、三大書録天使*8のひとり、ラドゥエリエル*9、同じく、書録天使*10ラジエル*11、同じく、書録天使メタトロン*12である。

七大天使として、ミカエル、ガブリエル、アズラエル、サマエル、ラドゥエリエル、ラジエル、メタトロンが天使の代表として挙げられよう。

それぞれがミカエル、ガブリエル、アズラエル、サマエルが熾天使、智天使がラドゥエリエル、ラジエル、メタトロンであって、その他はない。

熾天使か智天使、すなわち、セラフィムかケルビムという差異はあっても、他はない。大天使も所属があり、それぞれの役割を全うしているのである。

ラドゥエリエルが「ラドゥエリエルの書」を描く書録天使、ラジエルが「セファーラジエール」を描く書録天使、メタトロンが「メタトロンの書」を描く書録天使である。

いきしにがはっきりしており、活きると死ぬである。活字と死を掛け合わせた七大天使なのである。


*1ミカエル:ミカエルは天使の長と呼ばれる熾天使である。はっきり言って、随一の実力者であり、優れた炎の使い手である。

*2ガブリエル:ガブリエルはメッセンジャーとして名高い、あのガブリエルである。ミカエルに次いで天界第二位の実力者である。すなわち、炎の使い手である。

*3アズラエル:彼の伝説に「人間の造り方の秘訣ひけつ」というものがあるが、それの通りに、秘密を知っている、知恵の炎の使い手である。

*4サマエル:触れる事で知識を生きさせる死の天使。であるならば、私のふで(古来の読み方でうで)に宿り、私を媒介ばいかいに知識を集める天使。私にとっての光、炎。知識の死を司る天使。

*5サラカエル:サリエルの事。太陽が生のエネルギーとして扱われる為に、逆に太陰(月)は死のエネルギーとして扱われる為に、死と関連付けられる。

*6マラク・ターウース:サタンと同一視される堕落天使。地上を支配する権限を得ているが、結局、最期は地獄の支配者になるのだから、死と関連付けられる「偽善者の天使」である。

*7サタン:大天使ディスパエルとして存在していたが、自分の神に名付けられた名前を嫌っていた為に、勝手に改名した不法者。ディスペアー(ルシファー)として堕落し、サタンと再び神に名付けられたのである。その後に肉をまとった生物に過ぎない蛇になってまでアダムとイヴを神の御前に罪を犯させた。結局神によってゆるされたのだから、神に逆らえず、人間の敵対者となった。

*8三大書録天使:シェメシュエル、ヤレアッハエル、ラドゥエリエルの三人の天使である。この世、あの世、すべての事について、神から書録する様に命じられた誇りある三人の天使である。シェメシュエルが「前史上録」、ヤレアッハエルが「前史下録」、ラドゥエリエルが「ラドゥエリエルの書」いわば、天地万物全ての書録を任されたのがラドゥエリエルである。ちょうど、「前史上録」と「前史下録」を足すと、「ラドゥエリエルの書」になる。

*9ラドゥエリエル:彼は知識を武器に情報戦を主としている。サタンに対して、誤情報を流し、神に対して、彼推薦の人々の情報を流す。彼なりの戦い方である。「ラドゥエリエルの書」では、たとえば、「岩が落ちて割れた。割れた数は四つだった。」という風に描写しているのである。

*10書録天使:書を録するという意味と、書の録する情報という二つの意味がある。

*11ラジエル:彼の書「セファーラジエール」をその時々の重要人物に貸し出している。彼自身、正確な筆記をする事で天界では有名。

*12メタトロン:幾億という数多い天使達の監視者。彼の描く「メタトロンの書」では数々の天使の動向を把握はあくしている為に、神により近い天使なのは間違いないだろう。その書では「その者共は不穏(ふおん)だったが、特に動きは視られなかった。」という描写によってなる。

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