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◆バージル◆ほんのオマケ



 エスメラルダの王女が帰国した。


 アンナの活躍で兄上は何も知らない内に魅了の魔法が解け今日もチャライながらも通常と変わらず政務と公務をこなしている。


 自分は・・・・


 アンナがオレガノ邸に帰ってしまってから自室で寝ているが、時折夫婦の部屋になる寝台で一人で寝ている。

 

 あのままここに残って欲しかった。


 アンナの魔力の温もりが欲しい。


 添い寝をしていて何度もアンナにキス以上を求めそうになった。

 が、必死に耐えた。

 もし、

 もし、彼女を自分の物にしていたら・・・・

 アンナの甘美に酔い痴れ今以上に彼女を求め耐えられなくなっていたのかも知れないな。


 来月にはアンナは十六才の成人を迎える。

 私・・・否、俺よく我慢したと自分で褒めていやりたいよ。

 でも婚姻まで全ては奪わないと言った手前まだまだ試練は続くのだ。


 年が明けたら新年の祝いの後直ぐに婚礼を挙げる事になっている。

 そうなればアンナは私のもだ。

 今暫らく自分は耐えてオレガノ男爵家で家族として過ごして貰おう。

 その後は自分もその家族の中にいれて欲しい。


 今はそんな思いを抱きながらアンナがいない広い寝台で一人眠りについた。





 ちょっと切ないバージルの短い独り言でした_(._.)_


 ここまでお読み下さりありがとうございます♪第4章終了です!次回より新たな章になります。やっと婚姻を迎えますが。


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