バブルスと緑色の女の子(青い女の子[泣沢の神]とキリストの子)
死にたがる人が死んで、生きたい人だけ希望の持てる小説を書きたかった。
日本は特需景気で浮いていた。一人の人々の戦いなど知らず。郵送配達人鹿山 仁はある日、
人を轢くという事件をみて世界はこんなに車しかないのかとある日、パトカーを使って人々の為に郵送をする。それはどんな偉い人でも勝てはしない青鬼メールであった。青鬼はある日、そのメールで己の体を、誰の邪魔もされない孤独の空間へと運び出すのであった。「今節のニュースはあくどいニュースばかりだ。地球の重力は月を引き寄せる。かつてこれほど太陽が弱かった時期があっただろうか…。」地球はもうすぐ滅びる。その下準備として人々は冥王星への移住を企んでいるらしい。毎日虹の見れる星。まだ英名は決まっていないらしい。私が名付けよう。ティター二アと。そこには車などない。すべてが歩いている世界。そう、
この文節の作者”健悟”のように。嫉妬深い彼はほかの星に嫉妬することはない。人々の才能に
嫉妬するのだ。彼はある日、衛星エレベーターのある未来に恋い焦がれた。しかし、地球儀には月と
チェーンをくっつけることはしても、誰も浮くような証明は(神の手を証明するような)ないだろう。
それは理科の授業であった。神はある日、臆病であった。すべての環境において、TVが支配する施設で
彼は常にその映像を見ていた。笑いもせず、ただ爛れた目で。その目には、希望の色、赤紫の紫蘇の色で
いっぱいのキリストを批判する映像が映っていた。そう、その犯人はキリストの悪魔の名を口にする
男どもであった。性無き神になんの悪意もないことは分かっている。片割れともう片割れの男は努力する
ことを誓うのであった。了
努力すると書いてある。キリストの如き努力はできなくとも達磨の如き努力はできると思う。