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アナタもそうか

 瞑想した所に戻って、ロッカーの素材をバッグに詰める。

 少し大きめショルダーバッグをカンナに作ってもらって、俺はそれをそのまま持ってきていた。

 だが中の仕切りとか個別で入れる袋もあった方が便利だな。

 バッグの中は外殻とコアが一緒に収められてる。


「今日の所は、同種類の素材を集めるか」


 詰め終わったバッグの口を紐で縛って閉じる。


「………………」


 それはそうと。


「…何か用か?」


 バッグを背負い直して振り向くと、先程会った3人パーティが俺の作業を終えるのをずっと待っていた。


「君を見かけたらフォローする様に職員に言われましてね。一応この後どうするのかを聞かせてもらいたいのですが…」


「どうするって………」


 今回のダンジョン探索は"お試し"みたいなもんだ。

 素材もロッカー固定にしようかと決めた所。


「ターゲットをロッカーに絞って進むつもりだ。素材が持ち切れなくなったら帰る。初だし、そこまで深く潜る気はない」


「賢明です。でしたら、途中までご一緒しませんか?」


「一緒に?」


 こっちはダンジョン探索初心者だ。

 経験者と一緒に行動する事で、安全性や学べる事は一気に増えるだろう。


「良いのか?俺は初心者で、連携は出来ないし足を引っ張るぞ」


「構いませんよ。私はCランク…上層なら問題ないです。それに……」


「それに?」


「スピード特化の忍の戦い方。それはこちらとしても、見てみたいので」


 …それを期待されるのは困るな。


「どうしました?」


「…確かに俺は忍だ。バレてるから言うが、本来なら隠そうとしていたんだ。だから期待されるのが複雑で」


「わふ?」


 素直にそう答えると、赤毛の少年が首を傾げる。

 仕草がいちいち犬っぽいな。


「やっぱ気にしないでくれ。そっちに問題が無いなら、途中まで同行させてもらうよ」


「決まりですね。それと申し遅れました。私はムツキ…2人の師をしています」


「俺、ガジ!Dランクだ!」


「シエル。同じくDランクよ」


 銀髪の女性…ムツキに続いて、少年少女も名乗ってくれる。

 金髪少女はシエル。そして赤毛の獣人くんはガジというのか。


「俺はアマチ。こっちは式神のナハト」


「………」


「な、なによう…なんでコッチを見てるのよ」


 ナハトはまだ根に持っているのか、ジッとシエルを見つめていた。

 そのせいで、シエルもスッカリナハトに苦手意識が芽生えたようだ。


 ー

 ーー

 ーーー


 その後、俺は3人の案内で二層目に降りた。

 その間に襲われることはなかったが、それは一層目には元々ケイブバットしかいないかららしい。


 俺が戦ったロッカーは、元々は二階層以降に出没する魔物らしい。

 それがどうやら迷子になって、一階層目に上がってきたのだろう。


「ではココからは2人が先導してくださいね」


「「はい!」」


 二層目に続く階段を降りた先で、ムツキはそう言って俺の隣に移動する。

 彼女の弟子2人は、それに返事してから先導を始めた。


「先生が先導しないのか?」


「はい。2人にも経験させないといけないので。それと、君は弟子では無いので、ムツキで構いませんよ」


「そうか」


 にしてもムツキ…睦月か。漢字の文化は無いってウルムデュアルは言っていたが、偶然か?


『ナハト、漢字の文化無いんだよな?ムツキって名前は」


『応答。漢字の文化は皆無。しかし、百数年前に転生した日本人が国を作り、和風の文化は存在』


『へー』


 テレパシーで、周りには聞こえないようにナハトと会話する。


「先導は2人に任せて、私たちはお話でもしましょうか」


「構わないけど…」


 ムツキは長身で銀髪。

 目はカンナと同じ糸目で、常に微笑んだ表情を浮かべている。


 何を考えてるのか若干わからない人だな。


「アマチさんは何故冒険者に?」


「日銭を稼ぐためかな。別に名を残したいとか、大層な目標はないよ」


「そうなんですね」


「アンタは?」


「私は世界を見て回りたくて冒険者になりました。当時は外の世界を夢見る年頃でしてね。その旅の道中で2人に弟子入りされたんです」


「当時って遠い昔みたいに言うな。一見まだまだ若く見えるけど」


「あらあら、お上手ですね」


 照れた様子もなくそう返されてしまった。

 …なんか少し苦手だな、この人。


「先生。3時の方向に2体」


 そんなこんな話をしていると、ガジ君がそう言って注意を促してくる。

 試しに集中してみると…確かに右の方から気配がする。

 ただ今回は数もわからないし、アバウトな方向しか俺にはわからなかった。


「どうするの、先生?」


 そう尋ねながら、自分の丈と同じくらい長い杖を握り直す。

 シエル本人は、すでに戦う気満々のようだ。


「では2人に任せます。ただ、今回は連携を取らずに戦ってみてください。ガジは【ハウル】も禁止です」


 ムツキがそう指示を出すと、2人はガジ君が言っていた方向へ走り出した。


「こらこら2人とも。魔物に気づかれますよー」


 呑気な口調で言うムツキに続き、俺は小走りで2人を追いかけた。


 目的地はそう遠くなく、俺たちは2人にすぐ追いついた。

 相手はロッカーで、ガジ君は片手剣を逆手に持って反対の手で盾を構えている。


「わう!ギャン!ガァ!」


 鳴き声のような掛け声と共に、片手剣を殴り付けるように振るう。

 ……しかし戦ったばかりだから知っているが、ロッカーは硬い。

 片手剣の練撃は、表面に小さな傷をつけるくらいの効果しかなさなかった。


「ギャン!」


 ロッカーも一方的にやられるような親切な魔物でもなく、ガジ君に飛びかかって来る。

 それに合わせて、ガジ君は盾で殴り付けてカウンターを食らわせる。


「わう!?」


 ただ腕力が足りず、ガジ君は盾ごと押し返されてしまっ………


「ッ!」


 …押し返されてガジ君が尻餅をついたと思ったら、ロッカーは真っ二つになっていた。


 見てなかったが、ムツキが何かしたのか?


「土の精霊よ、悪戯の時間を楽しみなさいな──【スネア】!」


「お!」


 一方シエル。

 こっちはロッカーに向けて魔法を使った。

 どうやら足元を泥化させる魔法みたいだな。地面を見ればわかる。

 ………が、それは失敗に終わる。


「キャアッ!」


 飛んで来たロッカーを辛うじて避けるが、身が縮こまってしまっている。

 失敗した理由は、そこそこ近いにも関わらず呪文を使ったことか?

 詠唱している間に攻撃体勢に入ったロッカーは、詠唱が終わる頃には飛びかかっていた。


「えっと!えっと……射貫け、雷人の指さ…」


 ーガァン!ー


「ヒィッ!」


 また飛んで来たロッカーから逃げ始めたシエル。


「…これでCランクになるだなんて、よく言えますね」


 困った風に溜息をつくムツキ。

 気持ちは分からなくもない。


 そんな彼女の後ろに、シエルは逃げ隠れてきた。


 ロッカーは決して早い魔物ではないようで、アレならカンナでも逃げれそうだ。


「アマチさん。お手本をお願いできますか?」


「え、俺Eランクだぞ?」


「お願いします」


 軽く微笑んでお願いして来るムツキ。

 別に良いけどさ。


「ふー……おら、来いよ」


 前に出て、警戒体勢だったロッカーを手招きする。

 意図を理解したかは知らないが、ロッカーはターゲットを俺に変えた。


「ほい」


 もちろん避けて、ロッカーの行く末を見届ける。

 するとロッカーは地面に着地した…と思ったら、泥化した地面に沈み足を取られてしまう。

 シエルが設置だけした【スネア】だ。


「………嘘」


「うんうん。お見事です、アマチさん」


 スネアに沈んで動けなくなったロッカーを見て、設置した本人は呆然としていた。

 そしてムツキは予想通りといった感じで、拍手を送って来る。


「ず、ずるいわ!それは私の魔法よ!?」


 納得がいかない様子で、シエルは俺を指差して抗議して来る。

 だがそれをムツキは抑えて口を開く。


「では、反省会をしましょう」


 ー

 ーー

 ーーー


 なんか良いように使われてしまったな。

 スネアで動けなくなったロッカーの頭部を、俺はまた手頃な岩を見つけてカチ割った。


 ガジ君が相手してた方を倒したのは(おそらく)ムツキだから、俺はスネアにハマっている方だけ自分のバッグに回収した。


「───というわけで、シエルもアマチさんのようなトラップとしての使い方を次は試してみましょう。次の策がある…だから安心して立ち回ってください。泣いて走り回るのは危ないので」


「な、泣いてないわよ!」


「ガジは何故勝てないかわかりましたか?」


「俺の力が足りないから!」


「…そうですね。では解決策は?」


「力をつける!」


「他にもあるでしょう?」


「………わふ?」


 まだ長引きそうだな。

 そういえば【水遁】を覚えた後に【MP】の確認をしてなかったな。


 残りはいくつだ?


「…ステータスオープン」


「助言。それは隠す必要のないシステム」


 小声でウィンドウを出すと、俺の考えを読み取ったのかナハトが教えてくれた。


 Name:アマチ

 Class :中忍 Ⅱ

 Level :20

 HP:80/80

 MP:41/160

 STR:15

 CON:12

 DEX:32(20)

 SKI:30(20)

 INT:12

 Skill:【口寄せ:烏】【火遁:一】【水遁:一】

 Skin:【耐熱 Ⅰ】


 思ってたより少ないな。

 瞑想で"50"足らず。

 ナハト召喚に"20"。

【水遁】を覚えて最大値は"20"増えたが、最大値が増えると同時に"20"回復はしないらしいから……

 足して最大値から"90"減ってるのは分かるが、残りの約"30"の【MP】はどこに消えた?

 最初のロッカー戦で使った【火遁】か?


「思ったより【MP】の減りが早いな。なぁシエル?」


「………なによ」


 シエルに尋ねると、少し不機嫌気味に返事を返される。


「シエルは【MP】っていくつあるんだ?」


「私の【MP】?はぁー、面倒くさいわねぇ」


 ガジの好評に移って暇になってたじゃねぇかよ。

 別に良いだろ、スッと教えてくれよ。


「ステータスオープン……"790"ね」


「多いな」


「当然でしょ?なんたって私は、基礎属性5種のレベルは"3"なんだから!」


 誇らしそうに言っているあたり、それは凄いことなのだろう。


「更に!私は13歳にして"魔法使い"の【Class】を獲得。その補正もあって【INT】が"19"もあるわ!」


「そ、そうか。凄いな」


 補正の無いカンナの方が高い。


「応答。補正を除外した結果【INT】は"9"。主人殿の足元にも及ばない」


「なっ、失礼ね!急になによこのカラス!」


「こらナハト、喧嘩はするな!」


「否定。事実を言ったまで」


「ムキー!私がこんなEランクなんかに劣るわけないでしょ!?」


「ガァーーーッ!」


「なによーーーッ!」


 ナハトとシエルが口喧嘩していると、ガジの好評が終わったようでムツキが身体をこっちに向ける。

 しかしそんな事関係なく…


「頭きた!なら証明してあげるわ!私の方が強いってね!」


「否定。お前では主人の準備運動にすらならない」


「だったら決闘よ!勝負しなさいよ、忍!」


 勘弁してくれよ。

 一度溜息をついてから、俺はムツキに助け舟を求めるつもりで視線を向けた。


「…良いですね。是非してもらいましょう」


「へぁ?」


「ガジもシエルも、ロッカーのような一能力特化型の相手が苦手ですからね。スピード特化のアマチさんとの組み手は、きっと参考になりますよ?」


 何言ってんだこの人。

 っていうかガジ君も相手に追加されてるんですけど?

 そんな勝手なこと言ってると、流石にガジ君も嫌気が差すんじゃ……


「わふ!俺も良いの!?」


 メッチャ楽しみにしてらっしゃるぅ……


「もちろん、アマチさんさえ良ければですけど……」


 ガジ君の純粋でキラキラした視線が俺を射貫く。

 凄いな君…こっちの世界に来て、初めてダメージを負ったかもしれない。


「……いいですよ」


「やったー!」


「覚悟なさい!私の方が有能だとすぐ証明してやるんだから!」


「…無能」


「ムキーーーッ!」


 カンナとシエルはまだやってるのか。

 ここまで来ると、一周回って仲が良さそうに見えるな。


「まずはガジから…アマチさんの胸を借りる気で行きなさい」


「そんな!私からじゃ無いの!?」


「冷静を欠いたまま戦っても、何も得られませんからね」


 そういう理由で、ガジ君が俺の前で武器を構えている。

 なんでこんなトラブルに見舞われているんだ俺は…カンナなら宿に置いてきてるぞ?


 ……はっ!まさかムツキ!

 カンナと同じ糸目!おっとりとした落ち着きのある口調!


 アンタもそっち側の人間か!?


「……どうしましたか?」


「こっちの話です」


「では準備はできているようなので始めましょう。戦闘不能、降参が敗北条件です………では開始ッ!」


「わうっ!」


 ガジ君はロッカーの時と同じ勢いで突っ込んで来た。

 盾はそのままだが安全を考慮してから、片手剣は鞘に収まったまま振り回している。


「わう!ギャン!ガァ!」


 楽しそうに武器を振るうが……短調。

 俺のスピードなら紙一重で躱せる上に、カウンターの隙間を窺う余裕もある。


 ……だが参考になりますよ。だなんて言われたら、早々に倒すわけにはいかないよな。


「ひとまず小手調べで……」


「わふっ!」


 盾を持ってる側から蹴りを放ってみると、余裕を持って防がれる。

 そしてパリィするように、力任せに弾かれる。


「お?」


 手加減はしたけど、もしかして【STR】は負けてるのか?


「アオオォォォン!!!」


「グゥッ!?」


 なんつう声量してるんだ!?

 両手で耳を塞がざるを得ない。

 そしてそれを隙と見るや否や、ガジ君は練撃を仕掛けて来る。

 心なしかさっきよりも速い!


「もう良いよな!?」


「わふ!?」


 距離を一度取ってから、今度はこっちから突っ込む。

 思い切り殴るのは良心が痛むし、盾を持ってる方向から数回殴った。

 全てガードされたが、その隙にガジ君が反対の手で持つ片手剣の柄を握る。


「ガゥッ!」


 盾の方も掴み、そのまま足で押し出すようにガジ君を蹴飛ばす。


 ………つもりだったけど踏ん張る力が強かったので、ガジ君の胸を足場に後方へ跳んだ。


「………クゥン」


 どこまでも犬っぽいな。

 俺は奪った盾と片手剣を掲げてみせる。


「そこまで。これでわかりましたね、ガジ。頼りになるからと言って、不用意に武器を振り回すと勝てる相手にも勝てません」


「はい、先生。アマチさん、ありがとうございました!」


「こちらこそ。はい、返すよ。あの咆哮は凄い技だったな」


「わふぅ!【ハウル】です。俺はワーウルフの獣人だから使えます!」


 そうか。

 君はワーウルフ。狼少年なんだね。

 犬っぽいわけだ。


「フフッ、ガジはアマチさんが気に入ったようですね」


「わふっ!」


 尻尾を振りながらムツキの元に戻ったガジは、とても嬉しそうだった。


「では次。頭は冷えましたか?」


「えぇ、先生」


「では………開始ッ!」


「火龍の鱗から溢れた虚像よ………」


 続けてシエルとの組み手が始まる。

 この場合どうすればいい?

 すぐに終わらせたらダメだとさっき思ったが、わざわざ詠唱が終わるのを待つのもマヌケでは………


「溢れてなお、汝は勇ましくあらねばならん──【エレメント】!」


 そうこう考えてるうちに詠唱は終わってしまった。

 エレメントか。試験でも聞いた呪文だな。

 試験で戦ったエレメントとは全く違うようだけど。


「どう?火のエレメント第三幕、サラマンダーよ!あなたにこの子が倒せるかしら!?」


 現れたのは炎で身体を形成した大トカゲだった。

 舌まで炎でできていて、唾液の代わりに火の粉を巻いて威嚇して来る。


「行きなさい!サラマンダー!」


 だが火か…丁度いいや。試したかった事もあるし。


「【火遁】」


 指先から出た炎の渦は、サラマンダーに飲み込まれて消えてします。


「アハハハ!何やってるの?炎を炎で焼けるわけないじゃない!」


「………これは成功か」


 サラマンダーは、その身体を俺からシエルに向ける。


「へ?」


「やれ、サラマンダー」


 サラマンダーはかぎ爪の付いた手で、シエルを押さえ付けた。


「な、なんで……なんで〜〜〜!」


「…そこまで。シエル、あなたは詠唱が終わるたびに油断する癖を早く直しなさい………にしても、アマチさんがここまでできるとは」


「アマチさんが、サラマンダー操った!」


「…やり過ぎたか?」


【火遁:一】の説明欄には、火を操るという文も添えられていた。

 まさかと思って試したら案の定だっただけ。


 これが火と水以外のエレメントだったらやばかったさ。

 言わないけど。


「うぅーーー!」


 シエルは悔しそうに泣いていた。

 やっぱりやり過ぎちまったか。


「愉快」


 ………。


「ナハト。ちょっと良いか?」


「御意。何用だ、主人殿」


「そのまま俺の前で飛んでてくれ」


「………?」


 俺は目の前で羽ばたき続けるナハトに、上から手刀を叩き付けた。

 食らったナハトは消滅しこそしないが、驚いた様子で地べたに這っている。


「ナハト…喧嘩両成敗って知ってるか?」


「………謝意」


 こっちはようやく頭が冷めたらしい。


カンナ

「アマちゃんがトラブルを引き寄せやすい体質だと、僕は思うんだ!僕は風評被害を受けているんだ!」

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