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観察日記26
12月15日
朝起きると、私は美少女たちに囲まれていた。
なんという幸せ、なんという裏山シチュエーションか。こんなところ男子高校生に見られたら刺されるかもしれない。
まぁ、それはさておき、眠っているアーちゃんのほほをこっそりとつついたら、ぷるんとした弾力を感じた。
私は魂が震えるほどの幸福に包まれた。でも、その様子を阿久根さんに見られてしまった。お兄ちゃんの秘密を教えることで、つついたのを内緒にしてもらった。ごめん、お兄ちゃん。
その後、起きたみんなは朝ごはんを食べて昼頃に帰っていった。また機会があれば、お泊り会を開きたいなと思う。
12月16日
寒すぎて震える一日だった。
日曜日だったけど、家の中にひきこもり、こたつでぬくぬくしていた。
クリスちゃんたちと食べるみかんが美味しかった。スラちゃんは皮をむかずに丸のみしていた。
今日はアーちゃんが来なかった。阿久根さんもいないので、家の中がやけに広く感じた。
(妹 *‘∀‘)悪魔に兄の情報を売る私は、真の悪魔なのかもしれない……




