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三式戦飛燕、五式戦ことキ100

お久しぶりです。舞原です。エブリスタに出没し始めました。レクイエムの修正版の一章をドカンと(大量に出した理由は時間がないから)出しました。

なろうをメインに活動するんで、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

艦これの話に移ります。

今回のイベント、甲作戦やってみたんですけど、E2までは楽勝だったんですけど、E3で死にました。無理ですねあれ。圧倒的にレベルが足りない。乙作戦がんばろ。

少し間が開きました。小説を書く気分じゃなかったので……。

てなわけで今回は三式戦、飛燕です。

かっこいいですよね飛燕。僕は大好きです(とはいえ震電ほどじゃない)。


飛燕は、日本軍機らしからぬフォルムをしていて、それが魅力なのですが……どうして違うのか。

それは、エンジンが空冷エンジンではなく液冷エンジンだからです。

このエンジンは、ドイツの主力戦闘機Bf109が採用したダイムラーベンツDB601のライセンス生産型のハ40を搭載しています。


で、エンジンの違いだけでなく、少し特殊な区分に飛燕はいます。それは、今まで紹介してきた隼のような「軽戦闘機」でも、鍾馗のように「重戦闘機」でもない。もともと軽戦闘機として開発するように言われましたが、川崎航空機は、重戦と軽戦両方の長所を持つ「中戦闘機」として開発しました。


で、高速性能と旋回性能の両立を狙い、主翼のアスペクト比を当時の戦闘機の平均を大きく上回る値とした飛燕ですが、性能はたしかに高かった。

台湾上空で36対2の死闘を繰り広げ、2機で11機撃墜を記録したくらいです。

が、問題なのは、エンジン。液冷エンジンに限らず、当時の日本軍の整備に問題があり、稼働率があまり高くはありませんでした。今とは全然違いますね……今の自衛隊の稼働率は恐ろしく高いんですが。

当時、日本では「工夫」して整備して稼働率が高かった航空隊もありましたが、それはアメリカでは「普通」なことだったようです。


で、この飛燕はエンジンの不調により五式戦、「キ100」へと生まれ変わります。

この五式戦は、空冷エンジンを搭載したもので、それが思ったよりも高性能だったという偶然できた一面もありますが、「キ100をもってすれば、低空にありては絶対不敗、高位の場合には絶対必勝なり」という言葉もあるくらいの性能。最高速度だけ見れば飛燕のほうが上なのですが、戦闘機同士の戦闘は速度がすべてではない(イギリスのスピットファイアがいい例ですね)ので、上昇力、運動性能が上な五式戦の評判は上々でした。

実際、本土防衛に活躍しました。


さっきから五式戦五式戦っていってますけど、これは幻の名称です。はい。

キ100は昭和20年に正式採用されたとなってるんですけど、公文書では終戦まで「キ100」までだったらしいんです。あくまでも現場での名称らしいです。


次回は四式戦疾風です。「大東亜決戦号」とも呼ばれたとか呼ばれてないとか。

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