紅き珊瑚の魚人島
ゲエト魔界シリーズ第四話です。
キャンディがアールヴに対して敵意を抱くようになるきっかけのお話です。尤も、アールヴ本人は特別こうしろああしろと指示したわけでもなく、配下がアールヴを魔王にするためのレールを敷こうとして勝手にやったことでしかないのですが。
あらすじ:人間と魔族のハーフであるキャンディはそのことを知られてタル流しの憂き目に合っていたが、懇意にしているメルジュール島の住人セレネに助けられる。ゲエト魔界では次期魔王は誰になるか、ロサフォルティ兄弟のどちらかを推すように派閥ができていたが……。
キャンディがアールヴを恨む最大の理由は、友人関係にあったメルフォーク、並びにセレネを失ったことにあります。
世の流れとしてデューヴィス派も沢山いることから、彼女はアールヴを打ち倒してくれることを望みながら、魚人島の住民たちを保護します。全て片付いた後に、セレネの婚約者であったアゲートやデューヴィスに協力して、魚人島の復興支援をするのです。
この復興関係でなんか書きたい気持ちはあるんですけどなかなかそこまで手がいかない。




