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魔王の成りそこない  作者: 味醂味林檎
ベエル暦一七一七年 春の日差し、はじまり

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13/53

第四月三週目第一曜日

 ちょうどいい具合のニックネームがない、とキャンディが言った。

 あの女は人に変なあだ名をつけて呼ぶことを好む。私のことも、アールヴという名では過去の繋がりを思い起こさせるから、別の呼び名があったほうがいいのではないかという尤もらしい理由をつけて、別の名前をつけたがっていた。だが彼女の中で考えてある候補というのが『負け犬』『野良犬』『噛ませ犬』であった時点で、丁重に拒絶することに決めた。あの女にネーミングセンスというものはまともに存在していないのか。


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