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魔王の成りそこない  作者: 味醂味林檎
ベエル暦一七一七年 春の日差し、はじまり

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12/53

第四月二週目第二曜日

 何故こんな場所に旅の賢者と名高いミナタ・ワミタの著書があるんだ。

 魔族の誰もが追い求めるような魔術書だ。高度な認識阻害の魔術がかかっているらしく、持ち主として認められているキャンディ以外は頁を捲っても内容を理解できないようになっている。最大の問題は、とうのキャンディが魔術師としては最低レベルであるせいでこの魔術書の内容をほぼ理解できていない点である。

 私は解呪を試みているが、今のところまだ魔術式の全容は解明できていない。キャンディが見た内容を複製するほうが早く終わりそうだが、それも彼女の多忙が原因でろくに進んでいない。読めれば有用であろう魔術書も、これではちり紙同然である。嘆かわしい。


 ↑ミナタ氏お友達やし。


 ↑何故だ。

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