表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/41

閑話1  ぼくはシルバ

お読み頂き有り難う御座いますm(__)m


※シルバの視点のお話です。

 ひらがなで読みにくいですがよろしくお願いします。

 ぼくはシルバ。


 たかいやまとひくいやまのあいだでうまれた、おおかみのシルバ。


 おかあさんにおとうさん、たくさんのなかまたちとくらしてたよ。


 やまのおじいさんがおしえてくれて、なまえもつけてくれたんだ。


 やまのおじいさんはやまおくでひとりでくらしているんだって。


 ときどきぼくたちのとこへあそびにきておやつをくれるんだよね。


 おじいさんとはじめてあったとき「あいぼうのちいさいころにそっくりだな」っていってたよ。


 あいぼうってなんだろう? よくわからないや。





 あるひ、もりまでおりておさんぽしていたら。


 そらとぶでっかいやつにさらわれちゃったんだ。


 いっしょうけんめいにげようとしたら。


 つめにひっかかれて、くさのうえにおっこちちゃったんだ。


 とっても、とってもいたくて、くるしくて。


 だんだんうごけなくなっていったんだ。


 しばらくして、すごくねむたくなったとき――


《――大丈夫、すぐ元気になるわ》


 そんなこえがきこえたきがして、めのまえがまっくらになった。


 あれ? だれかそこにいるの?


 そこからさきはおぼえていない。





 あったかい……まるでおひさまのようだ。


 ふときがつくと、いたいのがなくなっていた。


 めをあけてみてみると、ぼくのからだはきれいになっていた。


 いままででいちばんきれいかもしれないとおもった。


 ぼくをだいているにんげんがなにかをいっている。


《――この娘が助けてくれたのよ》


 そのうしろにいるおねぇさんがおしえてくれた。


 ぼくにはなせるなんて、やまのおじいさんみたいだね。


 でもすぐにみえなくなっちゃった。


 ぼくはありがとうのきもちでにんげんのほっぺをぺろぺろしてあげる。


 なかないで? ぼくげんきになったよ?


 あれ? たおれちゃった。


 となりにいたちいさいにんげんがどこかにはしっていくよ。


 そしたらすぐにおおきなにんげんたちがきたんだ。


 にんげんたちがなにかをいいあったあとこっちをみたよ。


 そしたらやさしくだっこされて、みんなといっしょにつれていかれたよ。





 それからぼくはにんげんのいえでくらすことになったんだ。


 たくさんたべて、たくさんねて、たくさんあそんで。


 ぼくのからだはどんどんとおおきくなった。


 くびにまいてるやつがたりなくなってきたからまちがいないよ。


 そうそう、にんげんのことばも、すこしわかるようになってきたもんね。


 ときどきみえるおねぇさんにおしえてもらったよ。


 ぼくのなまえをきかれたときから、おはなししはじめたんだあ。


 もうすこししたら、がっこうってところにいくことになるんだって。


《――あっちにいったら、シルバが守ってあげてね?》


 うん、まかせてよ。


 やまのおじいさんも「おおきくなったらすっごくつよくなる」っていってたからね。


《――じゃあ、ごしゅじんさまをよろしくね》


 あ、おねぇさんがみえなくなった。


 うん。


 ごしゅじんさま、なんかいいな。


 こころがぽかぽかする。


 ぼくのごしゅじんさま、うん、いいね。





 きょうもごしゅじんさまをのせてあるく。


 ぼくをたすけてくれたごしゅじんさま。


 ごしゅじんさまといるときもちがぽかぽかするんだ。


 ごしゅじんさまがぎゅっとしてすりすりしてくる。


「シルバー! だーいすき!」


 だいすきなごしゅじんさま。


「ワフッ!」


 これからも、ずーっといっしょだよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ