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「プロローグ」

初の投稿です、どうぞ読んでいってください。

主人公は登場しません。


 ある所に、太平洋に位置する、沖縄ほどの大きさの島にガルポラドとガトリアとゆう2つの国があった。

 2つの国は昔からとても仲が悪く、常に大統領同士が喧嘩しあっていたのだ。

 だが最初は小さかった喧嘩はやがて、国同士の戦争へと勃発してしまった。

 住人は逃げ惑い、兵隊は争い続ける2年にもおよぶ長期戦となっていた。

 大統領は自分が勝つためならそんな事などまったく厭わず、最悪の結果をもたらそうとしていたのだ。

 そして2年続いた戦いは、兵隊の数、武器の量、地下シェルターなどの

圧倒的な数の差によりガルポラドが、優勢となっていた。

 そのあまりの戦力差に大統領は怖気づき、戦いは近いうちに

ガルポラドが勝利するだろうと、ガトリアの人々も大統領でさえも予想していた。


 しかしその戦争の結末は、意外な結果となったのだ。

 戦いは2年を過ぎる丁度2日前の事、兵士達の戦いは大統領の了承も無く終わった。

 いや、終わらされたのだ。

 その2日後に結果が世間に発表された、ガドリアが勝利したと告げられたのだ。

 その知らせは、当然ガルポラドの大統領と住人はおろか

ガトリアの住人にも予想外の結果だった。 その上、理由は語られる事は無かった。

 だがその後、それ以上に驚愕する事が起こる。 

 あれだけ怖気づいて隠れていた大統領がいきなり出てきたかと思うと

ガルポラドの人々に向かって

「お前達の国は奪わない、戦いを終えよう」と宣言したのである。

 そしてその言葉を裏ずけるように、ガルポラドに何もしなかった。

 それ所か、国を復旧させるための資源を全員分送ってきたのだ。


 一体ガトリアに何があったのか?勝者の余裕とゆうやつなのか?

それはどんなに考えても調べても誰にも分からなかった。 

 しかしそれから数日後、なんとお互いの兵隊として駆り出されていた

男達が全員帰ってきたのである。 家族は当然泣いて喜びを分かち合った。

 そして帰ってきた兵士達は全員、口をそろえて言うのだ。


「黒いスーツを着た男が救ってくれた」と。


 その不思議で感動的な出来事は、何故か報道される事はほとんど無かった。

 一部の売れない記者だけが、その戦争の事を記事に取り上げる程度であった。

 実はこの奇跡の物語の裏には、ある2人の男の活躍があったのである。 

 しかしその物語は記事にも取り上げられる事はなかった。


 そしてこの物語は本編では語られる事は無い。

 これは彼らが望んだ事なのだろうか?










 一つの初恋の物語が始まろうとしていた。


次の話では、主人公が登場します

以上プロローグでした。

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